四国・スイッチバック(1)

2014年08月01日 04:20

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高松の駅前には海があった。
波が音を立てて、水面を揺らしている。
そう、本当の海だ。


2011/8 JR予讃線 高松駅


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四国・スイッチバック(2)

2014年08月01日 04:22

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10年以上を経て、再びこの駅にやってきた。
宇高連絡線の面影を残した駅舎は、夜明け前の暗がりに輝く美しい姿に変わっていた。


2011/8 JR予讃線 高松駅


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四国・スイッチバック(3)

2014年08月02日 04:25

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まだ、始発列車も発車しない時間。
駅は、今日の始まりを迎えようとしている。


2011/8 JR予讃線 高松駅


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四国・スイッチバック(4)

2014年08月02日 04:25

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四国の代表駅、高松。
徳島へ、高知へ、松山へ、そして岡山へ。列車は旅立ってゆく。


2011/8 高松駅 JR予讃線103M松山行(7000系)・3102M快速マリンライナー2号岡山行(223系)


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四国・スイッチバック(5)

2014年08月03日 04:27

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瀬戸大橋を渡る始発列車は、2両編成。
大きな海を、短い列車が走り抜ける。


2011/8 高松駅 JR予讃線3102M快速マリンライナー2号岡山行(223系)


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四国・スイッチバック(6)

2014年08月03日 04:28

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高松から松山まで、200Km弱を走り抜ける。
5時間半をかけて、普通列車は四国を旅する。


2011/8 高松駅 JR予讃線103M松山行(7000系)


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四国・スイッチバック(7)

2014年08月04日 04:29

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長いホームは、ターミナル駅の証。
夜が明ければ、このベンチに乗客の誰かがきっと座っている。


2011/8 JR予讃線 高松駅


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四国・スイッチバック(8)

2014年08月04日 04:40

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夜明け前。
駅に静寂だけがある。


2011/8 JR予讃線 高松駅


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四国・スイッチバック(9)

2014年08月05日 04:44

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終着駅の雰囲気。線路がこの駅で終わっている。
ここから旅が始まる。


2011/8 高松駅 JR予讃線103M松山行(7000系)


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四国・スイッチバック(10)

2014年08月05日 04:46

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ものすごく奇抜なデザイン。
鉄道は、その造形も進化し続けている。


2011/8 高松駅 JR予讃線回送列車(5000系)


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四国・スイッチバック(11)

2014年08月06日 04:50

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旅先で出会った列車が、こんなにも凛々しい表情を見せていたら。
旅人は、少しの間見入ることだろう。


2011/8 高松駅 JR予讃線回送列車(5000系)


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四国・スイッチバック(12)

2014年08月06日 05:21

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全てが青く見える世界を走る列車。
瀬戸大橋の大きな構造が、車窓に映った。


2011/8 坂出駅~宇多津駅 JR予讃線103M松山行 車窓


書評・・・・・
見たことも訪れたこともない、国鉄時代の東北各線の列車の数々。
新幹線も青函トンネルも、そして瀬戸大橋もまだ未完成だった時代には、今となっては既に失われた古き良き鉄道風景が広がっていた。
旅した今の沿線を思い出しながら、過去に想いを広げる。
『国鉄の車両(3) 東北線Ⅰ』 関崇博・池田光雅著 諸河久写真(保育社1984年) ☆☆☆☆・


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四国・スイッチバック(13)

2014年08月07日 05:31

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早朝の予讃線をハイスピードで走る。
鉄道に乗っていると、その何気ない景色も、情感豊かに心に入ってくる。


2011/8 讃岐塩屋駅~多度津駅 JR予讃線103M松山行 車窓(7000系)


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四国・スイッチバック(14)

2014年08月07日 05:32

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列車を降りたのは、四国の鉄道の要、多度津。
今ではスマートな列車が走っている。


2011/8 多度津駅 JR予讃線103M松山行(7000系)


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四国・スイッチバック(15)

2014年08月08日 05:33

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ここから、土讃線が始まる。
学生時代に何度も通った、思い出の路線へ。


2011/8 多度津駅 JR土讃線4229D阿波池田行(1000形)


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四国・スイッチバック(16)

2014年08月08日 05:47

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電化区間はこの駅まで。
気動車は足早に山に向けて走り出す。


2011/8 琴平駅 JR土讃線4229D阿波池田行 車窓


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四国・スイッチバック(17)

2014年08月09日 05:53

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屋根のない跨線橋。
どことなく開放的な造り。
今、四国の鉄道を旅していると実感する。


2011/8 塩入駅 JR土讃線4229D阿波池田行 車窓


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四国・スイッチバック(18)

2014年08月09日 05:58

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朝靄のかかる車窓に、山並みが近付いてきた。
10年以上前の記憶を辿るように、列車は一駅ずつ停まってゆく。


2011/8 黒川駅 JR土讃線4229D阿波池田行 車窓(1000形)


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四国・スイッチバック(19)

2014年08月10日 05:59

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誰も乗り降りしなかった小さな駅。
うっすらと排煙を残して、旅立つこの駅の記憶は、確かに僕に残っている。


2011/8 黒川駅 JR土讃線4229D阿波池田行 車窓


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四国・スイッチバック(20)

2014年08月10日 06:02

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モノトーンの朝。
音楽が巡るような、そんな美しい車窓の流れ。


2011/8 讃岐財田駅 JR土讃線4229D阿波池田行 車窓(1000形)


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四国・スイッチバック(21)

2014年08月11日 06:04

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山を軽やかに登ってゆく。
登坂のときにどんどんスピードが落ちてゆく昔の気動車は、既にここにはなかった。


2011/8 讃岐財田駅~坪尻駅 JR土讃線4229D阿波池田行 車窓


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四国・スイッチバック(22)

2014年08月11日 06:10

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峠を越えて、坂を下ってきた普通列車は、引き上げ線に入った。
今でも現役のスイッチバック駅、坪尻駅。


2011/8 坪尻駅 JR土讃線4229D阿波池田行 車窓


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四国・スイッチバック(23)

2014年08月12日 06:13

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国鉄型の気動車が走っていた頃、この駅を通り、一度降りてみたいと思っていた。
山深い、木々に覆われたスイッチバックの駅に。


2011/8 坪尻駅 JR土讃線4229D阿波池田行(1000形)


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四国・スイッチバック(24)

2014年08月12日 06:13

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線路の先は、靄に霞んでいた。
雨にしっとりと濡れた山の駅で、深呼吸をする。


2011/8 坪尻駅 JR土讃線4229D阿波池田行(1000形)


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四国・スイッチバック(25)

2014年08月13日 06:14

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ホームから見ると、ここが急な坂の途中だとよく分かる。
普通列車も時には通過してしまう、スイッチバックの駅。


2011/8 坪尻駅 JR土讃線4229D阿波池田行(1000形)


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