仙台から山を越えて(1)

2014年04月01日 05:53

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この日、朝6時前には仙台駅に入っていた。
ホームで眺めていると、既に駅は忙しなく動き始めていた。


2005/4 仙台駅 JR東北本線回送列車(701系)


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仙台から山を越えて(2)

2014年04月01日 05:55

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この列車は、これからどこに向かうのだろう。
一日、どんな景色の中を走るのだろう。


2005/4 仙台駅 JR東北本線回送列車(701系)


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仙台から山を越えて(3)

2014年04月02日 06:00

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これから山形へ向かう列車がホームに入ってきた。
平日早朝の下り列車は、まだ空いている。


2005/4 仙台駅 JR仙山線821M山形行(719系)


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仙台から山を越えて(4)

2014年04月02日 06:05

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また列車が入ってきた。
軋む音を立てて止まった列車には、まだ行先が出ていない。


2005/4 仙台駅 JR東北本線回送列車(717系)


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仙台から山を越えて(5)

2014年04月03日 06:06

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国鉄時代の標準的なデザインに、時代の要請を取り込もうとしたのだろう。
急行型電車の部品を再用した車両は、無骨な外観で常磐線方面に使われていた。


2005/4 仙台駅 JR東北本線回送列車(717系)


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仙台から山を越えて(6)

2014年04月03日 06:26

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定刻通りに仙台駅を出発した列車は、仙台市の郊外に向けて走ってゆく。
ベッドタウンの早朝、もう少しで町が動き始める時間。


2005/4 国見駅~葛岡駅 JR仙山線821M山形行 車窓


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仙台から山を越えて(7)

2014年04月04日 06:53

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列車は山越えに挑む。
車窓に映る木立はまだ、冬支度を解いていないように見える。


2005/4 作並駅~(臨)八ツ森駅 JR仙山線821M山形行 車窓


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仙台から山を越えて(8)

2014年04月04日 07:02

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奥新川で対向列車との行き違いを行う。
ホームに降りてみると、綺麗に雪掻きをした跡が凍っていた。


2005/4 奥新川駅 JR仙山線821M山形行(719系)


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仙台から山を越えて(9)

2014年04月05日 07:07

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車窓に雪。
4月に入ってから見ると、新鮮な喜びがある。
砂防ダムから流れる水も、さぞかし冷たいのだろう。


2005/4 奥新川駅~面白山高原駅 JR仙山線821M山形行 車窓(719系)


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仙台から山を越えて(10)

2014年04月05日 07:20

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右へ左へ、カーブを走り抜け山寺を過ぎると、雪はなくなってきた。
新緑の季節までの、少しの時間。


2005/4 山寺駅~高瀬駅 JR仙山線821M山形行 車窓


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仙台から山を越えて(11)

2014年04月06日 07:20

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何気ない山里の風景が、車窓に馴染んでいる。
あと少しで、山形に着く。


2005/4 山寺駅~高瀬駅 JR仙山線821M山形行 車窓


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仙台から山を越えて(12)

2014年04月06日 07:21

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今にも降り出しそうな低く垂れ込めた雲。
カタンカタンとレールのジョイント音が、リズミカルに響く。


2005/4 高瀬駅~楯山駅 JR仙山線821M山形行 車窓


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仙台から山を越えて(13)

2014年04月07日 07:24

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山から下りてきた列車の車窓に、雪は消え、長閑な景色が広がる。
そろそろ、降りる仕度をしようか。


2005/4 高瀬駅~楯山駅 JR仙山線821M山形行 車窓


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湖の列車(1)

2014年04月07日 14:46

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週末の温泉、楽しいひととき。
早春の五十里湖に架かる鉄橋は、鉄道がどんな奥地にまでも敷かれた時代を考えさせる。


2008/4 野岩鉄道会津鬼怒川線 湯西川温泉駅~中三依温泉駅


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湖の列車(2)

2014年04月08日 15:06

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昭和後期の新しい技術と高規格の路線を、2両の電車が走ってゆく。
心をリフレッシュするのに最高な景色を背景にして。


2008/4 湯西川温泉駅~中三依温泉駅 野岩鉄道会津鬼怒川線列車(6050系)


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湖の列車(3)

2014年04月08日 15:18

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全てを貫く鉄建公団建設線。
人工のダム湖を橋で渡り、駅はトンネルの中。
週末に見た、鉄とコンクリートの独特な空気感。


2008/4 湯西川温泉駅 野岩鉄道会津鬼怒川線区間快速浅草行(6050系)


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時代と共にあった(1)

2014年04月09日 16:22

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夕張を出た列車は、あっという間にこの駅に着いた。
ホームに降りたのは、ただ、僕だけ。
この駅に来てみたいと思っていた。


2011/4 鹿ノ谷駅 JR石勝線夕張支線2636D千歳行(キハ40形)


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時代と共にあった(2)

2014年04月09日 16:28

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4月になってまだ残る雪は、曇天を寒々しくしている。
駅舎はきっと、昔から変わらない姿でここにあるのだろう。


2011/4 JR石勝線夕張支線 鹿ノ谷駅


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時代と共にあった(3)

2014年04月10日 16:38

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静かに列車を待っていた人もいた。
若者から老人まで、駅が混雑した時代もあった。
今、ただ一人の旅人を見て、このベンチは何を思うのだろう。


2011/4 JR石勝線夕張支線 鹿ノ谷駅


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時代と共にあった(4)

2014年04月10日 16:38

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駅舎の中には、何もなくなってしまった。
忘れ物だろうか、それとも置いてあるのか。雨傘が1本。


2011/4 JR石勝線夕張支線 鹿ノ谷駅


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時代と共にあった(5)

2014年04月11日 16:40

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広い構内への視線は、心の奥に愁いを帯びていた。


2011/4 JR石勝線夕張支線 鹿ノ谷駅


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時代と共にあった(6)

2014年04月11日 16:41

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雨が冷たい。
静かに濡れてゆく駅に、まだ列車は来ない。


2011/4 JR石勝線夕張支線 鹿ノ谷駅


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時代と共にあった(7)

2014年04月12日 16:44

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国鉄夕張線、夕張鉄道、石炭を積んだ貨車、炭鉱に向かう貨車、蒸気機関車、活気のあった駅。
そのアトモスフィアが、この空間の意味を説明してくれる。


2011/4 JR石勝線夕張支線 鹿ノ谷駅


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時代と共にあった(8)

2014年04月12日 16:48

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1966年製のレール、45年間この駅を見続けてきた。
数え切れない程に列車を通し、いつしか隣り合った鉄路は剥がされて。
今では、1両の気動車が毎日数回行き来するだけ。


2011/4 JR石勝線夕張支線 鹿ノ谷駅


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時代と共にあった(9)

2014年04月13日 16:49

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列車が来るまでの時間、想いを巡らせる。
時空を超えて、心はヤマの隆盛に向かう。


2011/4 JR石勝線夕張支線 鹿ノ谷駅


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