風旅記

私的旅行記による、幾つかの一場面をあなたに
土地の記憶のかけらをここに残し、
それが誰かの旅の道標となることを願って
写真が好きな一旅人のささやかな旅行記をここに。

Archive2013年12月 1/2

板谷駅へ(1)

この日、列車は遅れに遅れていた。雪崩が線路を覆い、その除雪が完了するまでの2時間半。今、冷え切った音を立てて走り始めている。2008/12 庭坂駅~赤岩駅 JR奥羽本線441M米沢行 車窓© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

  •  0
  •  -

板谷駅へ(2)

曇る窓ガラスを拭きながら、雪景色を眺めている。今日はもう、日常を離れて、ファインダー越しにまだ見ぬ景色を探している。2008/12 庭坂駅~赤岩駅 JR奥羽本線441M米沢行 車窓© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

  •  0
  •  -

板谷駅へ(3)

山に分け入る。坂を上り続けている。積雪が一段と多くなってゆく。2008/12 庭坂駅~赤岩駅 JR奥羽本線441M米沢行 車窓© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

  •  0
  •  -

板谷駅へ(4)

誰も降りることのない、駅。ホームの雪が、この地の厳しい冬を黙して語っている。2008/12 赤岩駅 JR奥羽本線441M米沢行 車窓© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

  •  0
  •  -

板谷駅へ(5)

雪が激しく降り始めた。トンネルの暗さ、白銀の冷たさ、車内だけが暖かい。2008/12 赤岩駅~板谷駅 JR奥羽本線441M米沢行 車窓© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

  •  0
  •  -

板谷駅へ(6)

板谷峠の線路は、雪に包まれ、刻々と景色が変化してゆく。感性が研ぎ澄まされてゆく。2008/12 赤岩駅~板谷駅 JR奥羽本線441M米沢行 車窓© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

  •  0
  •  -

板谷駅へ(7)

トンネルを抜けると、また一段と、雪が深くなったようだ。列車が巻き上げる雪煙、車窓は幻想的なモノトーン。2008/12 赤岩駅~板谷駅 JR奥羽本線441M米沢行 車窓© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

  •  0
  •  -

板谷駅へ(8)

初めて降りる駅には、雪。列車は僕だけを降ろして、ドアを閉めた。2008/12 板谷駅 JR奥羽本線441M米沢行(719系)© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

  •  0
  •  -

板谷駅へ(9)

雪が降り続いている。2時間と少し遅れた列車は、再び、大雪の中へと走り出した。2008/12 板谷駅 JR奥羽本線441M米沢行(719系)© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

  •  0
  •  -

板谷駅へ(10)

雪が吹き込む。ホームも、1日6本の時刻表も、全てが凍てつく、冬。2008/12 JR奥羽本線 板谷駅© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

  •  0
  •  -

板谷駅へ(11)

スノーシェッドに覆われた駅。スイッチバックの駅に入る、本線上のポイントを雪から守るスノーシェッドだった。2008/12 JR奥羽本線 板谷駅© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

  •  0
  •  -

板谷駅へ(12)

屋根に覆われていても、ホームは凍りついている。坂の途上にある駅は、歩いて分かる程に傾斜がついていた。2008/12 JR奥羽本線 板谷駅© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

  •  0
  •  -

板谷駅へ(13)

ホームの端っこに足跡をつけたのは、自分だけ。屋根と壁に囲まれた空間の暗さ、独特な雰囲気が漂う。2008/12 JR奥羽本線 板谷駅© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

  •  0
  •  -

板谷駅へ(14)

スノーシェッドの向こうに延びる線路には、雪。深深と降り積もる、雪。2008/12 JR奥羽本線 板谷駅© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

  •  0
  •  -

板谷駅へ(15)

標準軌に改軌されてから、長く時間が経った。線路の幅は新幹線、それでも峠の鉄路の魅力はきっと昔から変わらない。2008/12 JR奥羽本線 板谷駅© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

  •  0
  •  -

板谷駅へ(16)

外から薄く明かりが差し込む。次の列車が来るのは、きっと雪で遅れて、どのくらい後になるのだろう。2008/12 JR奥羽本線 板谷駅© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

  •  0
  •  -

板谷駅へ(17)

ホームから外に出てみる。雪の積もる階段を、段差を確かめながら下りてみる。今も降り続く、雪。旅の駅の雪。2008/12 JR奥羽本線 板谷駅© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

  •  0
  •  -

板谷駅へ(18)

次の列車が来るまで。雪はいつまでも降り続き、無音の白の世界の駅で。2008/12 JR奥羽本線 板谷駅© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

  •  2
  •  -

会津から磐城へ(1)

日光の山の麓まで来ると、線路はうっすらと雪化粧をしていた。浅草から130Km、東武鉄道の私鉄らしからぬ路線の広がりを感じる。1989/12 下今市駅 東武鬼怒川線会津高原行(6050系)・東武日光線快速浅草行(6050系)© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

  •  0
  •  -

会津から磐城へ(2)

栃木から福島へ、深い山奥を走り抜ける。人の気配を感じない、静かな雪景色を。1989/12 野岩鉄道会津鬼怒川線会津高原行 車窓© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

  •  0
  •  -

会津から磐城へ(3)

東武、野岩、会津の3社を乗り継いで、東京から会津若松へ。今では電化されているこの区間も、まだ国鉄会津線の広い空のままだった。1989/12 会津高原駅~会津田島駅 会津鉄道会津線会津若松行 車窓© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

  •  0
  •  -

会津から磐城へ(4)

会津線がJRから会津鉄道に転換されて、まだ2年の頃。小ぶりな気動車が軽快に走る姿に、この路線の生まれ変わりを感じた人もいたことだろう。1989/12 会津田島駅 会津鉄道会津線会津高原行(AT150形)© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

  •  0
  •  -

会津から磐城へ(5)

車窓は、冬枯れの美しさを映している。川を渡り、森を抜けて、列車は北へと走り続ける。1989/12 会津長野駅~養鱒公園駅 会津鉄道会津線会津若松行 車窓© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

  •  2
  •  -

会津から磐城へ(6)

調べれば、鉄橋で渡る加藤谷川は暴れ川だとある。暖かな列車の車窓に眺める、見るからに凍てついた景色は、この旅の印象に残っている。1989/12 会津長野駅~養鱒公園駅 会津鉄道会津線会津若松行 車窓© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

  •  0
  •  -

会津から磐城へ(7)

会津の山の深さと、麓の人の営み。ここにしかない風情を感じている。1989/12 会津鉄道会津線会津若松行 車窓© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

  •  0
  •  -

会津から磐城へ(8)

温泉への玄関の駅で小休止。私鉄を乗り継いで235Km、会津若松は、この駅を出ればもう少しだ。1989/12 芦ノ牧温泉駅 会津鉄道会津線会津若松行(AT150形)© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

  •  0
  •  -

会津から磐城へ(9)

会津鉄道の列車から乗り換えたのは、国鉄時代からの急行型電車。ローカル列車は針路を東に取る。1989/12 会津若松 JR磐越西線1230M郡山行(455系)© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

  •  0
  •  -

会津から磐城へ(10)

足元からじわりと暖かくなっていく。うたた寝して、車窓を眺めて、山を越えて、猪苗代湖を掠め、中山宿駅はスイッチバックだった。1989/12 JR磐越西線1230M郡山行 車窓(455系)© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

  •  0
  •  -

会津から磐城へ(11)

国鉄時代の面影を色濃く残していた頃。ローカル線には、その昔と何も変わらない毎日があった。1989/12 郡山駅 JR磐越東線738D平行(キハ40形)© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

  •  0
  •  -

会津から磐城へ(12)

エンジンを全力で回し、排煙を噴き上げて、ゆっくりと発車してゆく。この駅との一瞬の出会い、そして、一つ一つの駅からの旅立ち。1989/12 舞木駅 JR磐越東線738D平行 車窓(キハ40形・キハ58形・キハ28形)© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

  •  0
  •  -

会津から磐城へ(13)

エンジンを唸らせながら、冬の景色を走る。トンネルの向こうには、どんな駅が待っているのだろう。1989/12 JR磐越東線738D平行 車窓(キハ40形・キハ58形・キハ28形)© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

  •  0
  •  -

会津から磐城へ(14)

ここにも、もう雪が降ったようだ。短い冬の一日、重たい雲の下には、冷たく濡れた線路。1989/12 JR磐越東線738D平行 車窓(キハ40形・キハ58形・キハ28形)© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

  •  0
  •  -

会津から磐城へ(15)

山間を走る列車は、トンネルに入る。エンジンの音が一際大きく響く。1989/12 JR磐越東線738D平行 車窓(キハ40形・キハ58形・キハ28形)© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

  •  0
  •  -

会津から磐城へ(16)

葉を落とした冬の木。線路端の枯れ草。普通列車は、降り出しそうに暗くなってきた空を走る。1989/12 JR磐越東線738D平行 車窓(キハ40形・キハ58形・キハ28形)© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

  •  0
  •  -

会津から磐城へ(17)

冷たい小雨が落ちてきた。線路の向こうは霞んでいる。この路線の旅も、あと少しだ。1989/12 JR磐越東線738D平行 車窓(キハ40形・キハ58形・キハ28形)© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

  •  0
  •  -

会津から磐城へ(18)

家に帰ろう。国鉄時代からの近郊型電車、硬い乗り心地を覚えている。今では全ての列車が世代交代して、綺麗な列車ばかりになった。1989/12 平駅 JR常磐線458M上野行(415系)© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

  •  0
  •  -

冬・日本海・車窓(1)

冬の日本海を車窓に眺める旅。新潟県中越沖地震の土砂崩れから復旧して、青海川駅は、ホームも駅名標も綺麗になった。2009/12 青海川駅 JR信越本線1332M直江津行 車窓(115系)© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

  •  0
  •  -

冬・日本海・車窓(2)

駅の向こうに漁港が見える。海風が強く吹き続けている。2009/12 笠島駅 JR信越本線1332M直江津行 車窓(115系)© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

  •  0
  •  -

冬・日本海・車窓(3)

簡素な狭いホーム、その向こうは漁港海沿いに走る列車が停まる駅、一駅ごとの表情がある。2009/12 笠島駅 JR信越本線1332M直江津行 車窓© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

  •  0
  •  -

冬・日本海・車窓(4)

冬の日本海は、激しく荒々しく。叩きつけるような雪と、潮の飛沫と。2009/12 米山駅~柿崎駅 JR信越本線1332M直江津行 車窓(115系)© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

  •  0
  •  -

冬・日本海・車窓(5)

風は吹き、雲が低く垂れ込めて流れてゆく。列車は少し遅れて、それでも力強く走り続ける。2009/12 米山駅~柿崎駅 JR信越本線1332M直江津行 車窓© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

  •  0
  •  -

冬・日本海・車窓(6)

雲の切れ間から青空が覗いた。列車は少し海から離れて、ほっとしたかのように柿崎駅に到着した。2009/12 柿崎駅 JR信越本線1332M直江津行 車窓(115系)© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

  •  0
  •  -

冬・日本海・車窓(7)

この駅に停まっているコンテナは、どこから運ばれてきたのだろう。雪の日本海縦貫線を走り抜けて。2009/12 黒井駅 JR信越本線1332M直江津行 車窓(115系)© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

  •  0
  •  -

冬・日本海・車窓(8)

北陸本線の末端には、異端な車両も走っていた。寝台特急を改造した普通列車は、デザインを顧みる余裕もなかった国鉄末期の名残。2009/12 直江津駅 JR北陸本線546M富山行(419系)© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

  •  2
  •  -

冬・日本海・車窓(9)

大きなボックスシート、幅の狭い折戸、寝台設備の構造。必要最低限の改造だけが施された、元は全国を走り回った寝台特急列車。2009/12 直江津駅 JR北陸本線546M富山行 車内(419系)© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

  •  2
  •  -

冬・日本海・車窓(10)

広いボックスシートに足を伸ばして、特急列車だったと想像してみる。車窓の海は、ますます重たい色を深め、冬の旅は心に深く刻み込まれる。2009/12 有間川駅 JR北陸本線546M富山行 車窓© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

  •  0
  •  -

冬・日本海・車窓(11)

日本海からの冷たい風を受ける駅。車窓に映る、静かな無人駅。2009/12 有間川駅 JR北陸本線546M富山行 車窓© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

  •  0
  •  -

冬・日本海・車窓(12)

北陸本線を西へ。特急として走っていたこの列車の大きなシートに身を任せて、駅、また次の駅の情感を見つめる。冬の列車、旅路は先へと続く。2009/12 有間川駅 JR北陸本線546M富山行 車窓© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

  •  2
  •  -

metropolitan(1)

東京に木枯らしが吹く頃。週末、物静かな駅から今日の旅が始まる。2009/12 JR京葉線 越中島駅Merry Xmas!!街が賑やかな夜、気ままに楽しい時間をお過ごしください。© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

  •  0
  •  -

metropolitan(2)

平成になってから開業した地下駅に、列車が滑り込む。1970年代、未成のまま終わった成田新幹線用に計画されたルートだと言う。2009/12 越中島駅 JR京葉線海浜幕張行(205系)© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

  •  0
  •  -