風旅記

私的旅行記による、幾つかの一場面をあなたに
土地の記憶のかけらをここに残し、
それが誰かの旅の道標となることを願って
写真が好きな一旅人のささやかな旅行記をここに。

Archive2012年07月 1/1

祝・札沼線電化(24)

電化区間の終わり。架線がぷっつりと切れている。今までと何も変わらずに先へと延びる線路が、時代の境界を通り抜けていくように。[2012/6 JR札沼線北海道医療大学駅]大切な仕事に一区切りがついた。全力で取り組んできた、かけがえのない時間。その先を見据えて、その境界線にブレイクスルーが、今、見えている。© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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夏 炎天(1)

やがて次の列車がやってきた。旅の駅、夏の空、そして次の駅へと向かう時。[2010/7 阿字ヶ浦駅 ひたちなか海浜鉄道湊線124勝田行(ミキ300形)]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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夏 炎天(2)

給水塔の残る小さな終着駅、そこは新たな目的地への始発駅でもある。[2010/7 阿字ヶ浦駅 ひたちなか海浜鉄道湊線124勝田行(ミキ300形)]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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夏 炎天(3)

列車に乗り、海に向かって途切れている線路を振り返る。決して列車が走ることのない、この鉄路の最後の一場面を。[2010/7 阿字ヶ浦駅 ひたちなか海浜鉄道湊線124勝田行 車窓]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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夏 炎天(4)

この車両は、兵庫県の三木鉄道からやってきた。それは、大手鉄道会社の車両が地方私鉄へ譲渡されるのとは違い、三木線の廃止による寂しい成り行きによるものだった。[2010/7 阿字ヶ浦駅 ひたちなか海浜鉄道湊線124勝田行(ミキ300形)]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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夏 炎天(5)

住宅の中に紛れ込んでいるような小さな駅。列車はすぐに次の駅へ出発してゆく。力強く排煙を上げながら。[2010/7 殿山駅 ひたちなか海浜鉄道湊線124勝田行(ミキ300形)]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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夏 炎天(6)

海へと続く踏切。陽射しを受けて、古びたディーゼルカーが真夏を行く。[2010/7 殿山駅~平磯駅 ひたちなか海浜鉄道湊線123阿字ヶ浦行(キハ20形)]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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夏 炎天(7)

見渡す限り、向こうまで田圃。小さな駅に降り、ホームに立った瞬間、茹だるような暑さに、軽く眩暈を感じた。[2010/7 ひたちなか海浜鉄道湊線中根駅]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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夏 炎天(8)

青という色。空の、木々の葉の、稲の、道端の雑草の。列車は、景色に溶け込んで、一枚の絵になった。[2010/7 中根駅~金上駅 ひたちなか海浜鉄道湊線127阿字ヶ浦行(キハ20形)]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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夏 炎天(9)

真っ直ぐに。ずっと、真っ直ぐに。[2010/7 ひたちなか海浜鉄道湊線中根駅~金上駅]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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夏 炎天(10)

土の畦道の、小さな踏切。レールをレールが守る、鉄道一家の踏切。[2010/7 ひたちなか海浜鉄道湊線中根駅~金上駅]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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夏 炎天(11)

列車が軽やかに走り抜けてゆく。車窓の景色は、どんな風に見えているのだろう。[2010/7 中根駅~金上駅 ひたちなか海浜鉄道湊線128勝田行(ミキ300形)]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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夏 炎天(12)

風が、緩やかに吹いた。すっと走り去る列車が風を起こしたのかもしれないし、田圃を渡って遠くから吹いてきたのかもしれない。[2010/7 中根駅~金上駅 ひたちなか海浜鉄道湊線128勝田行(ミキ300形)]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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夏 炎天(13)

緩やかな坂を駆け下って、単行列車は走る。田圃の小さな駅を目指して、走る。[2010/7 中根駅~金上駅 ひたちなか海浜鉄道湊線129阿字ヶ浦行(ミキ300形)]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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夏 炎天(14)

エンジンの音が響き、そして遠ざかってゆく。シャッターを切る。こんな鉄道風景は、鉄道を愛する者の心をつかんで放さない。[2010/7 中根駅~金上駅 ひたちなか海浜鉄道湊線129阿字ヶ浦行(ミキ300形)]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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夏炎天(15)

また、単行列車がやってきた。カタン、コトン、リズミカルにレールを奏でながら。[2010/7 中根駅~金上駅 ひたちなか海浜鉄道湊線130勝田行(キハ20形)]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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夏炎天(16)

木陰に涼んでいると、益々日差しは強く、世界は白んでゆく。[2010/7 ひたちなか海浜鉄道湊線中根駅]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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夏炎天(17)

真夏の昼下がり、緑に包まれた線路は、優しげに列車を待っている。照りつける太陽、蝉の声。旅はひと時ごとに美しい記憶を作り出してゆく。[2010/7 ひたちなか海浜鉄道湊線中根駅]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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駅散歩(1)

会津の、ある小さな駅へ。朝露に濡れて、緑の香りがする駅へ。[2007/7 JR只見線会津中川駅]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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駅散歩(2)

待合室から小さな踏切を渡って、ホームへ。たまには、畑や田圃への道に。[2007/7 JR只見線会津中川駅]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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駅散歩(3)

目線をカメラで追ってゆく。雲がかかり暗くなった一瞬、里山の冬の寒さが滲み出てくる。[2007/7 JR只見線会津中川駅]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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駅散歩(4)

ホームは、柔らかな草に覆われて、自然と田圃の畦に変わってゆく。ふっと力が抜ける、駅に過ごす時間。[2007/7 JR只見線会津中川駅]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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駅散歩(5)

なだらかな曲線を描く。普段目にする、コンクリートの角ばったプラットホームにはない、ローカル線がくれる心の栄養。[2007/7 JR只見線会津中川駅]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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駅散歩(6)

一日6往復の列車が走る線路は、自然とうまく折り合いをつけている。[2007/7 JR只見線会津中川駅] ※踏切からの撮影© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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駅散歩(7)

列車も人もいない。ただただ静か。[2007/7 JR只見線会津中川駅]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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駅散歩(8)

1953-7、開業の3年前にこのホームが造られた。只見までの開通は10年後、只見線全通までには更に8年の年月がかかった。[2007/7 JR只見線会津中川駅]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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駅散歩(9)

駅の先を見る。小さな田圃と深い森。レールは夏に伸びている。[2007/7 JR只見線会津中川駅] ※踏切からの撮影© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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駅散歩(10)

小さな駅を散歩する。そしてまた戻ってきた待合室。そろそろ列車がやってくる時間だ。[2007/7 JR只見線会津中川駅]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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駅散歩(11)

その駅を出て、暫く国道をゆく。そろそろ列車の時間だ。耳を澄ましていると、あ、来た! エンジンの音![2007/7 会津水沼駅~会津中川駅 JR只見線425D会津川口行(キハ40形)]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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駅散歩(12)

ゆっくり走るディーゼルカーも、気付けばあっという間に通り過ぎてしまう。欄干のない軌道敷だけの簡素なコンクリート橋。只見線は、小さな駅を巡る。夢の列車。[2007/7 会津水沼駅~会津中川駅 JR只見線425D会津川口行(キハ40形)]昨年、福島・新潟両県に被害を出した集中豪雨、只見線も橋梁の流失など甚大な被害を受け、長期間にわたる運休を強いられることになりました。有数の豪雪地帯であり、特に冬季は鉄道以外の広域交通網...

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夜コトデン(1)

夜、高松に着いて、コトデンに乗ろうと思った。瓦町駅の窓口で1DAY TICKETを求めると、今日中しか使えないと少し申し訳なさそうに念を押された。構わない。そして来た列車は、琴平線の途中駅までの列車。迷わずに、まず乗ってみた。[2011/8 一宮駅 高松琴平電気鉄道琴平線255K一宮行終着(1100形)]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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