風旅記

私的旅行記による、幾つかの一場面をあなたに
土地の記憶のかけらをここに残し、
それが誰かの旅の道標となることを願って
写真が好きな一旅人のささやかな旅行記をここに。

Archive2012年04月 1/1

また、ある終着駅へ(1)

4月だというのに、早朝の気温は0℃、まだ列車の来ない線路が、朝に光り始める。[2010/4 JR吾妻線袋倉駅~万座・鹿沢口駅]今日から新年度、仕事のときの気持ちも切り替えて、さっぱりフレッシュにいきたいものです。なんて前向き過ぎる表現は、エイプリルフールかな…(笑)© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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また、ある終着駅へ(2)

昭和46年開業の高架駅、特急列車はこの駅が始発だが、線路一本にホーム一面。駅の裏手には、高い崖が聳えている、独特の雰囲気。[2010/4 JR吾妻線万座・鹿沢口駅]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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また、ある終着駅へ(3)

駅前からホームを見上げると、もう一線レールを敷くことを想像していたかのような斜面がある。この駅が造られた頃は、先の時に拡大を望むことができる時代だった。コンクリートの壁に、1970-6の刻印。[2010/4 JR吾妻線万座・鹿沢口駅]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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また、ある終着駅へ(4)

山の斜面を固め、地面より高い位置に道床を築き、迫り出す山をくり貫く。コンクリートで作られた高度成長期の鉄道の無機性。[2010/4 JR吾妻線袋倉駅~万座・鹿沢口駅]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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また、ある終着駅へ(5)

23‰の勾配票、吾妻線は、起伏のある山の中を走る。自然の地形に沿うようでもあり、技術とコンクリートで自然を克服しているようでもある。[2010/4 JR吾妻線袋倉駅~万座・鹿沢口駅]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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また、ある終着駅へ(6)

不思議なトンネル。運転手に終点が近いことを知らせているのだろうか、入口横に「次は大前駅」と電飾の看板がついている。[2010/4 JR吾妻線万座・鹿沢口駅~大前駅]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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また、ある終着駅へ(7)

朝日が眩しい。砂利道の踏切、まだ水の張られていない小さな田圃。緩やかなカーブを描くレール。[2010/4 JR吾妻線万座・鹿沢口駅~大前駅]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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また、ある終着駅へ(8)

そして無人の終着駅。小さなお地蔵さんがいる、小さな終着駅。[2010/4 JR吾妻線大前駅]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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また、ある終着駅へ(9)

やがて列車がやってくる。毎日5本の普通列車を、静かに待っている。[2010/4 JR吾妻線大前駅]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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また、ある終着駅へ(10)

今日の始発列車が、ゆっくりと終着駅に向かう。浅間山は堂々と雪を輝かせ、まだ薄い緑と淡い桜は春の息吹。[2010/4 万座・鹿沢口駅~大前駅 JR吾妻線2521M大前行(115系)]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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また、ある終着駅へ(11)

到着した今日最初の列車は、少しの間、無人の終着駅で休む。[2010/4 大前駅 JR吾妻線526M高崎行(115系)]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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また、ある終着駅へ(12)

駅のすぐ横には川が流れている。線路の近くまで山の木々が迫っている。毎日5本の普通列車がやってきて、この静かな景色の中に佇んでいる。[2010/4 大前駅 JR吾妻線526M高崎行(115系)]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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また、ある終着駅へ(13)

朝日の爽やかさ、まだ冷たい澄んだ空気の中。3両編成の列車に、伝統的な湘南色が似合っている。[2010/4 大前駅 JR吾妻線526M高崎行(115系)]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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また、ある終着駅へ(14)

列車の少し向こうで、線路は山に当たって切れている。標高840mの高原の駅、この先へとレールが伸びることはなかった。[2010/4 大前駅 JR吾妻線526M高崎行(115系)]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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また、ある終着駅へ(15)

線路と同じ地面から数段の階段を上がれば、そこがホーム。自然の中を走る列車は、無理をしない目線の高さに停まっている。[2010/4 大前駅 JR吾妻線526M高崎行(115系)]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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また、ある終着駅へ(16)

列車が発車していった駅には、誰もいない。その向こうで線路が途切れる終着駅には、静かに、ただ静かに時間が流れていた。[2010/4 JR吾妻線大前駅]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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常磐線を思う(1)

ある日、常磐線経由で北に向かった。その日、突然思いついて、その足で北への玄関口、上野駅に向かった。[2005/4 上野駅 JR常磐線(JR東北本線)399Mいわき行(415系)]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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常磐線を思う(2)

上野を出発した列車は、日暮里を過ぎると急なカーブで、単独の路へと分かれてゆく。手狭な空間を揺れながら走る。幹線が少し貧弱に感じられる、都市の古い線路。北千住を出ると、地下鉄からの路線と複々線になって、今度は猛スピードで走り抜く。[2005/4 北千住駅~松戸駅 JR常磐線399Mいわき行 車窓]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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常磐線を思う(3)

車窓を肴にビールを飲み、そしてもう一本。うとうとうたた寝してしまう、至福の時間。目が覚めると、列車は水戸の少し手前辺りのようだ。[2005/4 内原駅~赤塚駅 JR常磐線399Mいわき行 車窓]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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常磐線を思う(4)

10分少しの停車時間。窓を開けられる列車がまだまだ多かった頃、外の空気が気持ちいい。多くの乗客が降り、また乗り込んでくる。[2005/4 水戸駅 JR常磐線399Mいわき行 車窓]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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常磐線を思う(5)

ぼんやり車窓を眺めたり、うとうとしたり。上野を出発してから3時間が過ぎていた。日も暮れたホームに、駅名標が灯る。[2005/4 高萩駅 JR常磐線399Mいわき行 車窓]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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常磐線を思う(6)

いわきで、その先に向かう普通列車に乗り換える。ボックスシートの往年の急行型車両、端正なデザインと機能性のまま、常磐線北部のローカル輸送に就いていた。[2005/4 いわき駅 JR常磐線273M仙台行(455系)]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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常磐線を思う(7)

夜7時半、北に向けての発車の時刻を待つ列車。行先の表示は、仙台。春の風が静かに吹いている。[2005/4 いわき駅 JR常磐線273M仙台行(455系)]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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常磐線を思う(8)

ドアステップに、あつい!の文字。冬には凍結しないように、ヒーターが入るのだろう。些細なことに、旅の土地の四季を想像する。[2005/4 いわき駅 JR常磐線273M仙台行(455系)]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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常磐線を思う(9)

夜の途中駅で、ホームに降りてみる。静かだった。そして、1年あまり前に起きた東日本大震災は、原発を壊し、今でもこの駅を立ち入ることのできない場所にしている。[2005/4 竜田駅 JR常磐線273M仙台行(455系)]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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常磐線を思う(10)

上り258Mいわき行と行き違う。この駅の駅舎は、震災の津波で流されてしまったという。僕がこの列車で仙台に着いた頃、あの列車はいわきから折り返して走っていたのだろうか。[2005/4 富岡駅 JR常磐線273M仙台行 車窓・258Mいわき行(457系)]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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常磐線を思う(11)

単線になると、駅での上下列車の交換が行われる。あと1時間で仙台。この駅にも、震災後、まだ一度も列車は走っていない。[2005/4 鹿島駅 JR常磐線273M仙台行 車窓・266Mいわき行(717系)]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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常磐線を思う(12)

模型の電車を転がしたかのような写真に、衝撃を受けた。震災後の津波で、何もなくなってしまった駅と周辺。4両の電車がいとも簡単に倒されていた。7年前、僕はこの駅で列車の写真を撮っていたことを、忘れない。[2005/4 新地駅 JR常磐線273M仙台行 車窓・268M原ノ町行(701系)]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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常磐線を思う(13)

上野を出てから6時間半。400Km弱を走って、今、仙台に到着する。窓を開け、複雑に分岐してゆくレールが、ホームの明かりに光るのを見ている。ゆっくりと駅に入る列車、吹く風は穏やかで、遠くに来た開放感がたまらない。[2005/4 仙台駅 JR常磐線(JR東北本線)273M仙台行 車窓]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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常磐線を思う(14)

ホームに降り、背伸びをする。向かいには、仙台のカラーリングの列車が東北本線を走ろうとしていた。[2005/4 仙台駅 JR東北本線462M白石行(701系)]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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