冬・雑感(4)

2012年02月01日 20:31

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東北本線、という名前がいい。
呑んで軽く酔いながら暖かな足元を楽しんで、冬の列車に揺られるのが、いい。

[2010/1 福島駅 JR東北本線2149M仙台行(701系)]


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冬・雑感(5)

2012年02月02日 20:34

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冬の夜の駅は、旅の気持ちを高揚させる。
身を切るような寒風、雪が強く降り始めたのを見て、やっと、日常が完全に吹っ切れた。

[2010/1 福島駅 JR東北本線2149M仙台行(701系)]


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冬・雑感(6)

2012年02月03日 21:04

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この駅まで走ってくる間に凍りついたのだろう。
乾いた音を立てて、窓に貼り付いていた氷が滑り落ちた。

[2010/1 福島駅 JR奥羽本線465M米沢行 車内(719系)]


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冬・雑感(7)

2012年02月04日 21:59

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今晩、夜を走る列車を乗り継いで、どこまで行けるのだろう。
この列車はこの駅で終点、凍った車体を強張らせるようにして。

[2010/1 米沢駅 JR奥羽本線465M米沢行終着(719系)]


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冬・雑感(8)

2012年02月05日 22:01

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大粒の雪がいつまでも降り続く。
僕の心は、見ているだけで、雪と共に真白になってゆく。

[2010/1 米沢駅 JR奥羽本線夜間滞泊列車(719系)]


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冬・雑感(9)

2012年02月06日 22:16

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少しずつ雪に覆われ、埋もれ、全てが純白になってゆく。
今日の列車の終わったホームは、寒さだけの世界。

[2010/1 米沢駅 JR米坂線夜間滞泊列車(キハ110形)]


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冬・雑感(10)

2012年02月07日 22:19

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凍てつく夜の厳しい美しさに、思わずカメラを向ける。
手が悴んで、シャッターを押す感覚が、いつもと違う。

[2010/1 米沢駅 JR米坂線夜間滞泊列車(キハ110形)]


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冬・雑感(11)

2012年02月08日 23:22

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雪の舞うのも構わずに、夢中になって写真を撮るのが楽しい。
在来線に、在来線とは一線を画した特急形車両が走っている様を。

[2010/1 山形駅 JR奥羽本線回送列車(E3系)]


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冬・雑感(12)

2012年02月09日 23:33

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雪の中、一晩をこの駅で過ごす列車。
冷え切った車体に暖かな光を当てて、氷結を防いでいる。

[2010/1 山形駅 JR仙山線夜間滞泊列車(719系)]


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冬・雑感(13)

2012年02月10日 23:45

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今日の旅は、この駅で終わる。
感情を発散させながら、車窓に癒される時間。雪の夜を楽しむ。

[2010/1 JR奥羽本線山形駅]


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趣味とルール

2012年02月11日 01:33

長文、お許しください。
どうしても書いておきたい出来事がありました。[2012/2/6]

***

昨日、冬の晴れ間、僕はある路線に、久しぶりに列車の撮影に出かけてきた。
もうすぐ列車の来る時刻。
鉄橋を走る列車を撮ろうと、川辺の土手から中望遠、ファインダーを覗くと、
間もなく列車はヘッドライトを輝かせて走ってきた。
良い感じに撮れたと思っていると、列車はちょうど僕の目の前で止まった。

理由も分からず、何が起きたのか理解できない。列車は、後部がまだ鉄橋上にある。

すると、車掌氏が線路、そこはまだ鉄橋上に降りてきた。
見ると、人がいる。
列車に目が行き気づかなかったが、線路横の通路に人がいた。

カメラを持ったその人を、僕がいる土手まで、運転手氏と車掌氏で保護しながら
誘導して、列車は15分かそれ以上は止まっただろう。

鉄道を趣味で愛する一人として、今日の出来事を整理しておきたいと思う。

公共交通機関である鉄道。
利用する際にも、趣味で楽しむ場合にも、ルールは守らなければいけない。
線路に入ってはいけない。
列車や人に向けて突然フラッシュを焚いてはいけない。
他の利用者に迷惑をかけてはいけない。
安全を脅かす行為をしてはいけない。
社会的なマナーを守るのは当たり前だ。

一方で、僕もファインダーを覗く間、鉄橋上に人がいることに、気がつかなかった。
列車が止まるはずのない場所に止まって、初めて状況が理解できた。
恥ずかしいが、走り来た列車に夢中になり、意識がそこだけに集中していた。
没頭していると、いかに視野が狭くなってしまうか。

状況を把握し、写真も撮っていたので、念の為、連絡先を申告した。
運転手氏は一言、「何もなかったから大丈夫です」
再び走り出した列車、車掌氏が窓を開けて安全確認をしていた。

止まっている列車に気づいた地元の方が教えてくれた。
普通はその場で列車に乗せて、近くの有人駅で調書を取るのだ、と。
そんなことが知れ渡っている程に、裏返せばトラブルが起きているのだろう。

趣味ゆえ、好きゆえに、見えなくなってしまうかもしれない、ということ。

僕はこれから先も、鉄道を楽しみたい。
だからこそ、自分が忘れないために、今日この記事を書きました。

これからも毎日、鉄道の写真を載せていきます。
一人でも多くの人に、鉄道の楽しさ、情感、ドラマを知って欲しいと思っています。
だからこそ、ルールと必要な社会的な常識を守って、ライフワークにしていきたい。

皆様にも、ご意見があろうかと思います。
お読みくださりお礼申し上げますと共に、一考に供すことができれば幸いです。

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消え行く列車を車庫に見る(1)

2012年02月11日 16:41

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首都圏近郊を走る武蔵野線の車庫。
休む列車の大半は、このとき既に、ステンレス車体の205系に代わっていた。

[2005/2 JR武蔵野線東所沢電車区滞泊列車(103系・205系)]


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消え行く列車を車庫に見る(2)

2012年02月12日 16:51

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山手線から移ってきた205系は、この路線の顔として既に定着している。
夕日に、驚かされる程の輝きを放つ。

[2005/2 JR武蔵野線東所沢電車区滞泊列車(205系)]


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消え行く列車を車庫に見る(3)

2012年02月13日 16:52

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冬の澄んだ空の下、夜のラッシュを前に休む車両の姿があった。

[2005/2 JR武蔵野線東所沢電車区滞泊列車(103系・205系)]


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消え行く列車を車庫に見る(4)

2012年02月14日 16:52

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夕日を浴びて佇む103系電車。
このとき、あとどれだけ乗客を乗せて走るのだろう、と考えていた。
あとどれだけ、全力の疾走を見せてくれるのだろうか、と。

[2005/2 JR武蔵野線東所沢電車区滞泊列車(103系)]


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消え行く列車を車庫に見る(5)

2012年02月15日 16:53

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整然と並ぶレール、この路線ができた頃は、まだこの辺は何もないところだったのだろう。
今でも広い車庫の上に、冬の空が大きい。

[2005/2 JR武蔵野線東所沢電車区滞泊列車(205系)]


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消え行く列車を車庫に見る(6)

2012年02月16日 16:56

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一つの路線で、一つの車両が消えていった。
殆どの乗客にとって、それは些細で到底気付かないこと、でも僕にとっては記憶に重ね合わせて、寂しい出来事。
このときまでの、僕の生活と共にあった車両、それが103系電車だった。

[2005/2 JR武蔵野線東所沢電車区滞泊列車(103系・205系)]


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烏山線へ(1)

2012年02月17日 06:35

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早朝の駅、2月の北関東の空っ風。身体の芯まで冷えて、震えてくる。
今日2本目の列車が、間もなく発車の時間を迎える。

[2011/2 烏山駅 JR烏山線324D宇都宮行(キハ40形)]


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烏山線へ(2)

2012年02月18日 06:36

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エンジン音が高鳴り、排煙を噴き上げて、列車は発車していく。
少しずつ明るくなってきた空、まだ街灯は灯ったまま。

[2011/2 烏山駅 JR烏山線324D宇都宮行(キハ40形)]


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烏山線へ(3)

2012年02月19日 06:44

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駅はもう開いている。
訪れる人もいない冬の週末の朝、1時間後の次の列車が到着するのを待っている。

[2011/2 JR烏山線烏山駅]


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烏山線へ(4)

2012年02月20日 06:50

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何年、年十年、列車が走っていないのだろう。
この終着駅のホームのその先に、干乾びてしまったか細いレールが続いている。

[2011/2 JR烏山線烏山駅]


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烏山線へ(5)

2012年02月21日 07:11

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朝日が昇る。
運転台の窓ガラスに、薄っすらと光が差し込む。

[2011/2 烏山駅 JR烏山線326D宇都宮行(キハ40形)]


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烏山線へ(6)

2012年02月22日 07:14

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発車時間を待つ2両の気動車。
時間までにあと何人の乗客がやってくるのだろう。

[2011/2 烏山駅 JR烏山線326D宇都宮行(キハ40形)]


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烏山線へ(7)

2012年02月23日 07:16

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ロングシートに改造された車内、車両の端から端まで続く、長いシート。
きっとラッシュ時などはそれなりに混雑するのだろう。

[2011/2 烏山駅 JR烏山線326D宇都宮行 車内(キハ40形)]


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烏山線へ(8)

2012年02月24日 07:18

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冬の朝の太陽が、赤く燃えている。
ふとした旅の一場面がドラマチックに彩られる。

[2011/2 烏山駅 JR烏山線326D宇都宮行 車窓(キハ40形)]


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