ある終着駅(3)

2011年10月01日 21:37

00608.jpg


普通列車が到着する。
ヘッドライトを輝かせ、ここが終着駅になったことを改めて示すかのように、ゆっくりと駅に入ってきた。

[2006/10 横川駅 JR信越本線161M横川行終着(107系)]


© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません
関連記事

ある終着駅(4)

2011年10月02日 21:39

00609.jpg


長い特急列車が停車していたホームに、今では4両編成の列車が停まっている。
夜の駅に、秋の風が冷たくなり始めている。

[2006/10 横川駅 JR信越本線161M横川行終着(107系)]


© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません
関連記事

ある終着駅(5)

2011年10月03日 21:40

00610.jpg


この車両は碓氷峠を走ったことはあるのだろうか。
今日も変わらず、横川から高崎へ時間通りに折り返してゆく、日常の普通列車。

[2006/10 横川駅 JR信越本線166M高崎行(107系)]
関連記事

ある終着駅(6)

2011年10月04日 21:41

00611.jpg


まるで列車は、今はなき、この先への鉄路を眺めているかのようだ。
車窓から洩れる灯りが、優しく夜のレールを照らしている。

[2006/10 横川駅 JR信越本線166M高崎行(107系)]
関連記事

ある終着駅(7)

2011年10月05日 21:43

00612.jpg


この時間帯には列車が来ないホームに出てみる。
電灯も消えた暗闇から、出発間近の列車を眺めている。

[2006/10 横川駅 JR信越本線166M高崎行(107系)]
関連記事

ある終着駅(8)

2011年10月06日 21:46

00613.jpg


列車が去ったホームに吹く風は、山の麓を感じさせる冷たさ。
時代の流れの中で小さな終着駅となったこの駅、昔の賑わいはなくとも、確かに幹線の一つの駅。

[2006/10 JR信越本線横川駅]
関連記事

淀川橋梁(1)

2011年10月07日 16:54

00614.jpg


梅田だったろうか、北新地かもしれない。地下街を歩いているときに、ふと目にした1枚の貼紙。
そこには、鉄道と歩道が同居する珍しい鉄橋が紹介されていた。
バスの行先をメモして、土地勘もないのに向かってみると、そこには何とも不思議な光景があった。

[2010/10 JR片町線城東貨物線放出駅~吹田信号場 淀川橋梁]
関連記事

淀川橋梁(2)

2011年10月08日 16:55

00615.jpg


陽が傾いてきた時、だいぶ早い時間に夕暮れが訪れるようになったと思う。
川が向こうまで広がる大きな景色が、大阪の街の中に広がっている。

[2010/10 JR片町線城東貨物線放出駅~吹田信号場 淀川橋梁]
関連記事

淀川橋梁(3)

2011年10月09日 16:58

00616.jpg


抜けるような空に、複雑な鉄骨が絡み合う。
昭和4年に完成したこの鉄橋は、80年もの間、黙々と列車と人を渡してきた。

[2010/10 JR片町線城東貨物線放出駅~吹田信号場 淀川橋梁]


© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません
関連記事

淀川橋梁(4)

2011年10月10日 16:59

00617.jpg


ところどころ軋んで揺らぐ木の緩やかさ。
鉄道の頑強な鉄橋に、少し危なっかしい程の木造の橋。

[2010/10 JR片町線城東貨物線放出駅~吹田信号場 淀川橋梁]


© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません
関連記事

淀川橋梁(5)

2011年10月11日 17:00

00618.jpg


線路のすぐ横を歩いて渡ると、この鉄橋の長さがよく分かる。
10月になり、風が涼しくなり始めた季節、急かすように夕焼けが赤く燃え始める。
今、飛行機が空を横切っていった。

[2010/10 JR片町線城東貨物線放出駅~吹田信号場 淀川橋梁]


© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません
関連記事

淀川橋梁(6)

2011年10月12日 17:01

00619.jpg


横からの赤い光を受けて、鉄橋に陰影の美しさが生まれる。
複雑な骨組みに切り取られた空が、蒼さを増してゆく。

[2010/10 JR片町線城東貨物線放出駅~吹田信号場 淀川橋梁]


© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません
関連記事

淀川橋梁(7)

2011年10月13日 17:06

00620.jpg


レールが鈍く光る。
重々しくもあり、旅情の切なさでもあり。

[2010/10 JR片町線城東貨物線放出駅~吹田信号場 淀川橋梁]


© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません
関連記事

淀川橋梁(8)

2011年10月14日 17:08

00621.jpg


思い切って、太陽にレンズを向ける。
線路の周りが、朱色に染まったのを感じ、涙が出そうになる。

[2010/10 JR片町線城東貨物線放出駅~吹田信号場 淀川橋梁]


© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません
関連記事

淀川橋梁(9)

2011年10月15日 17:10

00622.jpg


夕日はいつでもあっという間に沈んでしまい、その後には、何もなかったかのような静かな時間が流れている。
半月が浮かんでいる。

[2010/10 JR片町線城東貨物線放出駅~吹田信号場 淀川橋梁]


© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません
関連記事

淀川橋梁(10)

2011年10月16日 17:15

00623.jpg


歩道橋は正式には「赤川仮橋」と銘板が付けられている。
木造の橋は、あくまでも仮に鉄道橋を間借りしているもののようだ。

[2010/10 JR片町線城東貨物線放出駅~吹田信号場 淀川橋梁]


© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません
関連記事

淀川橋梁(11)

2011年10月17日 17:20

00624.jpg


地元の方が、もうそろそろ貨物が来る頃だと教えてくれた。
と、間もなく、ディーゼル機関車が轟音を立てながらこちらにやってくる姿が見え、夢中でシャッターを切った。

[2010/10 放出駅~吹田信号場 淀川橋梁 JR片町線城東貨物線貨物列車(DD51形)]


© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません
関連記事

淀川橋梁(12)

2011年10月18日 17:20

00625.jpg


列車が通ると、風が巻き起こる。
機関車が通ると、鉄橋はぶるぶると震えながら、その重さに耐えている。

[2010/10 放出駅~吹田信号場 淀川橋梁 JR片町線城東貨物線貨物列車]


© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません
関連記事

淀川橋梁(13)

2011年10月19日 17:25

00626.jpg


日が沈み、貨物列車は通り過ぎた。
何て読んだら良いのだろう。
歴史ある、この長大な鉄橋は、今日も貨物列車と人を川向こうに渡している。

[2010/10 JR片町線城東貨物線放出駅~吹田信号場 淀川橋梁]


© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません
関連記事

近郊散歩(1)

2011年10月20日 12:53

00627.jpg


小雨そぼ降る秋の一日、列車はいつも通り東京西部の山間を走っている。

[2004/10 青梅駅 JR青梅線列車(201系)]


© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません
関連記事

近郊散歩(2)

2011年10月21日 13:16

00628.jpg


車窓に見える山の連なりが段々と険しくなってくる。
ここも東京の一場面、窓の外に新鮮な空気が満ちている。

[2004/10 JR青梅線奥多摩行 車窓]


© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません
関連記事

近郊散歩(3)

2011年10月22日 13:21

00629.jpg


小雨に濡れて、窓を開けると緑の香りがいっぱいに入ってくる。
列車は右へ左へ、曲がりくねった鉄路の坂を登ってゆく。

[2004/10 JR青梅線奥多摩行 車窓]


© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません
関連記事

近郊散歩(4)

2011年10月23日 13:35

00630.jpg


山間の静かな駅に着いたとき、衝動的に降り立った。
落ち着いたホームの雰囲気、ぼんやり眺めていると、駅には誰もいなくなった。

[2004/10 JR青梅線鳩ノ巣駅]


© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません
関連記事

近郊散歩(5)

2011年10月24日 13:54

00631.jpg


駅の屋根を支える柱には木目が浮き出て、この小さな駅の老練の温かみを醸し出している。
昭和17年1月の刻印、60年以上の間、この駅を通り過ぎる列車と人を見つめてきた。
静かに駅で過ごすのも、悪くないものだ。

[2004/10 JR青梅線鳩ノ巣駅]


© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません
関連記事

近郊散歩(6)

2011年10月25日 13:55

00632.jpg


トンネルを抜け、青梅行の上り列車が、ゆっくりと駅構内に進入してきた。
都会を走る列車と同型が、4両編成でのんびり走っている。

[2004/10 鳩ノ巣駅 JR青梅線青梅行(201系)]


© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません
関連記事