夏・只見線(5)

2011年07月01日 08:06

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遠くから、列車がゆっくりと近づいてくる。
微かにガタンゴトンと、レールを刻む音が聞こえてくる。

[2007/7 会津川口駅 JR只見線423D小出行(キハ40形)]


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夏・只見線(6)

2011年07月02日 08:07

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何と景色に似合うカラーリングの車両だろう。
夏の爽やかな緑の中を、ホームまであと少しの距離、列車は時刻通りに走ってきた。

[2007/7 会津川口駅 JR只見線423D小出行(キハ40形)]


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夏・只見線(7)

2011年07月03日 08:08

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ホームの上に広がる広い空。
2両編成の気動車が停まり乗客が降りてしまうと、静かな時間が流れる。
鉄道をいつまでも見続けたいと思う気持ちの原点。

[2007/7 会津川口駅 JR只見線423D小出行(キハ40形)]


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夏・只見線(8)

2011年07月04日 08:10

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対向列車が来るまで、エンジンの音だけが響いている。
新潟県に向かって、いよいよ山奥に分け入って行く列車。

[2007/7 会津川口駅 JR只見線423D小出行(キハ40形)]


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夏・只見線(9)

2011年07月05日 08:10

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駅舎から、踏切を渡ってホームに行く。
地に足がついて、目線が自然で、こうしていつまでも列車を眺めていたくなる。

[2007/7 会津川口駅 JR只見線423D小出行(キハ40形)]


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夏・只見線(10)

2011年07月06日 08:10

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会津へ向かう列車が、ホームに滑り込む。
この列車を待っている人が、この駅にいる。

[2007/7 会津川口駅 JR只見線426D会津若松行(キハ48形)]


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夏・只見線(11)

2011年07月07日 08:10

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1日に3回だけ、この駅で上下列車が顔を合わせる。
4両の車両のエンジンの音が重なり合い、賑やかになる。それは1日3回だけ。

[2007/7 会津川口駅 JR只見線426D会津若松行(キハ48形)・423D小出行(キハ40形)]


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夏・只見線(12)

2011年07月08日 08:12

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この駅で20分停車する。この世の中、20分は長いと驚いて当然だろう。
しかし、旅人にとって、只見川を眺めて過ごす20分に勝る素敵な時間はない。

[2007/7 会津川口駅 JR只見線426D会津若松行(キハ48形)]


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夏・只見線(13)

2011年07月09日 08:12

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このディーゼルカーには、勾配のきつい只見線は、きっとつらい路線だろう。
エンジンを唸らせ、唸らせ、それでもスピードが上がらないまま、やっとの思いといった風に駅に到着するのだ。

[2007/7 会津川口駅 JR只見線426D会津若松行(キハ48形)・423D小出行(キハ40形)]


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夏・只見線(14)

2011年07月10日 08:12

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列車は排煙を勢いよく吹き上げて、山への鉄路を走り出した。
エンジンの音は大きく、実に逞しく!

[2007/7 会津川口駅 JR只見線423D小出行(キハ40形)]


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夏・只見線(15)

2011年07月11日 08:12

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いつも、駅を旅立ってゆく列車の後姿を見送っているような気がする。
それは切なくもあり、遠くへと想いを馳せる夢でもある。

[2007/7 会津川口駅 JR只見線423D小出行(キハ40形)]


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夏・只見線(16)

2011年07月12日 08:12

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列車は山の中へと走り去り、見えなくなってしまった。
普段列車の走らないレールは、錆びたまま、枯れた色合いになっている。

[2007/7 JR只見線会津川口駅]


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夏・只見線(17)

2011年07月13日 08:15

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構内踏切のある駅、ゆったりとした雰囲気が好きだ。
線路を渡っていると、ふわっと油の匂いがしたり、線路の先を眺めることができたり。

[2007/7 会津川口駅 JR只見線426D会津若松行(キハ48形)]


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夏・只見線(18)

2011年07月14日 08:22

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駅近くの道沿いに、古い貨車が置かれていた。昭和44~45年にビール輸送用として走り始めた貨車のようだ。
突然現れたその姿に違和感を感じ、しかし、自然にかみ合った色合いだとも思う。

[2007/7 JR只見線会津川口駅付近]


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夏・只見線(19)

2011年07月15日 08:23

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川に靄が薄っすらと残っている。
駅も列車も、まるでおもちゃのように小さく、景色に溶け込んでいる。

[2007/7 会津川口駅 JR只見線426D会津若松行(キハ48形)]


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夏・只見線(20)

2011年07月16日 08:32

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大きな川と山の中を走る2両の列車は、こんなにも小さい。
それでも、レールのジョイント音を響かせて、風の中を確かに走っている。

[2007/7 会津川口駅~会津中川駅 JR只見線426D会津若松行(キハ48形)]


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夏・只見線(21)

2011年07月17日 08:33

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緑、緑、緑、そして白。
夏の日差しは、全てを濃く強い色合いに変えてゆく。列車は今日も自然の中を走っている。

[2007/7 会津川口駅~会津中川駅 JR只見線426D会津若松行(キハ48形)]


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夏・只見線(22)

2011年07月18日 08:35

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列車は行ってしまった。静けさだけが、この山と川の線路に残っている。
いつも、列車の後姿を見送っているような気がする。

[2007/7 JR只見線会津川口駅~会津中川駅]


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夏・只見線(23)

2011年07月19日 08:42

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1時間後に1本の列車がこの駅を終着として到着し、4時間後にこの駅を列車が発車する。
この場所で思いっきり背伸びをして、深呼吸して、どこか無駄に力が入っていたところが、すんなりと解けてゆくのを感じる。

[2007/7 JR只見線会津川口駅]


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頑張れ!ひたちなか海浜鉄道(1)

2011年07月20日 07:53

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茨城のひたちなか海浜鉄道に向かう朝、30年弱地下鉄千代田線への直通電車として走り続けてきた電車を見る。
いよいよ、新世代の車両への置き換えが始まり、やがて姿を消すのだろう。

[2010/7 取手駅 JR常磐線607K取手行終着(203系)]


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頑張れ!ひたちなか海浜鉄道(2)

2011年07月21日 07:54

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国鉄からJRに引き継がれた車両が、次々と引退してゆく。
寂しくも少しずつ老兵は姿を消していくが、もっとアトラクティブな鉄道に変化している。

[2010/7 取手駅 JR常磐線607K取手行終着(203系)]


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頑張れ!ひたちなか海浜鉄道(3)

2011年07月22日 09:38

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以前は上野まで来ていた中距離電車も、今では世代交代して、常磐線北部のローカル運用に就いている。
いつの間にか時間が経ってしまうものだ。

[2010/7 水戸駅 JR常磐線543Mいわき行(415系)]


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頑張れ!ひたちなか海浜鉄道(4)

2011年07月23日 09:41

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今日も暑そうだ。真っ青な空の下、青のラインカラーが映える。
水戸駅でのんびりと停車している間、ホームに降りて、列車を眺めている。

[2010/7 水戸駅 JR常磐線1333M勝田行(E531系)]


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頑張れ!ひたちなか海浜鉄道(5)

2011年07月24日 10:29

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国鉄時代に、僕はこの形式の車両に何回かは乗ったことがあったのかもしれない。
車内に足を踏み入れた瞬間に、夏の暑さと、懐かしさで、気持ちが満杯になったのだから。

[2010/7 勝田駅 ひたちなか海浜鉄道湊線119阿字ヶ浦行車内(キハ20形)]


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頑張れ!ひたちなか海浜鉄道(6)

2011年07月25日 10:31

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車内は暑い。窓を全開にして気がついた。
窓枠に栓抜きが付いている。
ペンキを何重にも塗り重ねてある、時間の経過。

[2010/7 勝田駅 ひたちなか海浜鉄道湊線119阿字ヶ浦行車内(キハ20形)]


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