風旅記

私的旅行記による、幾つかの一場面をあなたに
土地の記憶のかけらをここに残し、
それが誰かの旅の道標となることを願って
写真が好きな一旅人のささやかな旅行記をここに。

Archive2011年06月 1/1

函館(2)

函館山を望み、海際の夜の駅、静かにブルーモーメントの時を過ごす。大きな空、緩やかな風に吹かれている。[2010/6 JR函館本線函館駅(キハ40形・キハ283系)]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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函館(3)

日常の混沌など、全てを忘れさせてしまうような、突き抜けた深い、深い空。札幌を結ぶ特急列車が、勇ましく、大地を走り抜く迫力でエンジン音を響き渡らせている。[2010/6 JR函館本線函館駅(キハ283系)]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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函館(4)

単行列車が並んでいる。特急列車が力強いエンジン音を響かせている。新鮮な空気を吸って背伸びする乗客を降ろすと、ホームに人影は見えなくなった。[2010/6 JR函館本線函館駅(キハ40形・キハ283系)]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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函館(5)

心がぐっと苦しくなるような、悲しみを覚える旅情。今すぐどこか遠くへ行ってしまいたくなるようで、今、この駅の風景を黙って見ている。[2010/6 JR函館本線函館駅(キハ283系)]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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函館(6)

冷たくなってきた風に、目が潤む。港の船、海に向かってカーブを描く函館駅のホーム。鉄道が光の揺らめきに溶け込んでいる。[2010/6 JR函館本線函館駅]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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函館(7)

乗客を待つ列車は、静かにテールライトを灯している。間もなく、今日最後の普通列車が、この駅を出発する。[2010/6 函館駅 JR函館本線4837D森行(キハ40形)]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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函館(8)

旅の終わりを、この駅から見ている。札幌から疾走してきた特急列車が、ホームに滑り込む。[2010/6 函館駅 JR函館本線5022D特急スーパー北斗22号函館行終着(キハ281系)]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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函館(9)

特急列車が、鉄路のスターとして輝いている。この列車は最速で走るんだ。躍動感に満ち溢れている。[2010/6 函館駅 JR函館本線5022D特急スーパー北斗22号函館行終着(キハ281系)]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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函館(10)

北の大地を走って、走って、走って。300キロの距離を走り抜ける、俊足の長距離ランナー。[2010/6 函館駅 JR函館本線5022D特急スーパー北斗22号函館行終着(キハ281系)]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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函館(11)

青函連絡船が通っていた頃、この駅は夜中まで本州との往来に賑わったのであろう。その見たことのない光景を、風冷たいホームに想っている。[2010/6 JR函館本線函館駅]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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函館(12)

哀しみ、赤信号、誰もいなくなったプラットホーム。夜行列車が、旅の風を纏って今も走っている。この駅に向かって。[2010/6 JR函館本線函館駅]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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函館(13)

この列車の旅路は、3時間。静かに出発のときを待っている。晴れ間の見え始めた、午後のひととき。[2010/6 函館駅 JR函館本線2843D長万部行(キハ40形)]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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函館(14)

函館山が霞んでいる。列車が出発するまで、少しの時間、北の玄関口の駅を眺めていたい。特急列車が到着し、普通列車が発車していくまで。[2010/6 JR函館本線函館駅(キハ40形)]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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奥多摩(1)

ここが本当に東京なのか、疑わしく思わせる程に、緑が映える景色。ここに通勤型電車が走っていることを、疑わしく思わせる程に、旅情あふれる線路の景色。[2004/6 JR青梅線軍畑駅付近]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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奥多摩(2)

小さい頃、両親とこの駅からハイキングによく来た。学生の時には、多摩川のラフティングをした後、この駅からキャンプ場に帰った。気が付けば時間が経ち、無人の駅舎はこじんまりとした真新しいものに変わっていた。[2004/6 軍畑駅 JR青梅線列車(201系)]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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奥多摩(3)

色の織り成す強烈なコントラスト。初夏に向かう強い陽射しが、その全てを白く輝かせている。[2004/6 軍畑駅~沢井駅 JR青梅線列車(201系)]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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奥多摩(4)

夏の深い緑、突き抜ける空の青、そしてその境界線を行く列車のオレンジ。[2004/6 軍畑駅~沢井駅 JR青梅線列車(201系)]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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奥多摩(5)

ジオラマのような駅。山間の短いホームと、小さなトンネルの、無人駅。もう少しで列車がやってくるはずだ。[2004/6 JR青梅線白丸駅]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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奥多摩(6)

ホームから、個人のお宅の玄関先へ。なんとも長閑で、微笑ましい。[2004/6 JR青梅線白丸駅]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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奥多摩(7)

トンネルの向こうに、ゆっくりと列車がやってきた。車輪を軋ませ、ヘッドライトで前を照らし、タイフォンを短く一回鳴らして。[2004/6 白丸駅 JR青梅線上り列車(201系)]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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奥多摩(8)

4両編成の列車は、乗客の乗り降りもなく、車掌氏の短い笛の合図でドアを閉め、麓に向けて去っていった。次の列車は、20分後の下り列車だ。[2004/6 白丸駅 JR青梅線青梅行(201系)]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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奥多摩(9)

青梅線の終点、奥多摩駅。以前はここから先に貨物線が伸び、青梅線にも貨物列車が走っていた。[2004/6 JR青梅線奥多摩駅(201系)]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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奥多摩(10)

奥多摩湖に近づいてきた頃、道路脇に忽然と一本の鉄路が姿を現した。錆びつき、土に埋もれ、生気を失ったそのレールの先に、真っ暗なトンネルが口を開けている。[2004/6 東京都水道局小河内線中山髄道]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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奥多摩(11)

小河内ダムの建設のために建設され、その役割を数年で終えた後は、そのまま放置されている鉄路。今では、自然に同化しながら、まるで森の小道になったかのよう。[2004/6 東京都水道局小河内線中山髄道付近]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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奥多摩(12)

昭和という時代は、無鉄砲な程のエネルギーに溢れていたのかもしれない。ダムの建設のためにこの山間部に建設された鉄道は、いまだ新しくもあり、しかしあっという間にその役割を終えたのだった。[2004/6 東京都水道局小河内線中山髄道付近]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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奥多摩(13)

奥多摩湖畔から戻り、帰路に着く途中。日に焼けた肌が痛い。夕闇迫る時間の山間の駅前に、少しだけ涼しい風が吹き渡った。[2004/6 JR青梅線御嶽駅]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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夏・只見線(1)

朝の会津川口駅。爽やかな空気に満たされたこの駅、夏の朝方の浅い夢のような時間。[2007/7 JR只見線会津川口駅]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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夏・只見線(2)

山から雲が下りてくる。川の瀞場に魚が跳ねる。列車が到着するまでの、静かな時の流れ。[2007/7 JR只見線会津川口駅]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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夏・只見線(3)

ホームの植え込みに紫陽花の花が咲いている。優しさに溢れて、列車を待っている。[2007/7 JR只見線会津川口駅]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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夏・只見線(4)

1978年製のレールは、30年の間、列車を往来を支えてきた。少しずつ磨耗して、錆びた色合いを深めながら。[2007/7 JR只見線会津川口駅]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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