ぶらり西へ(18)

2011年05月01日 08:31

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小さな駅に到着した対向列車。
窓を開けると、狭そうに2本の列車が隣り合っている。

[2008/4 伊那小沢駅 JR飯田線501M天竜峡行(119系)]


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ぶらり西へ(19)

2011年05月02日 08:48

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細く狭いホームから、見上げきれるのかも分からない程の絶壁。
ここに駅があることの必然性は、今でもあるのだろうか。

[2008/4 田本駅 JR飯田線501M天竜峡行 車窓]


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ぶらり西へ(20)

2011年05月03日 09:14

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3時間と少し、街中から山に入り、小さな駅を辿る旅が終点に着いた。

[2008/4 天竜峡駅 JR飯田線501M天竜峡行終着(119系)・1425M飯田行(119系)]


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ぶらり西へ(21)

2011年05月04日 09:17

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天竜川を見下ろす駅。
乗客のいなくなった駅には、まだ冷たい風が吹き抜けている。

[2008/4 天竜峡駅 JR飯田線501M天竜峡行終着(119系)]


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ぶらり西へ(22)

2011年05月05日 09:35

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湯気の舞う足湯を見つけ、天竜川の景色を、列車を、のんびりと眺めている。
充実した空白の時間。
西、そして北へ向かってきた車窓は、様々に変化し、僕の心を満たしてくれた。

[2008/4 天竜峡駅 JR飯田線501M天竜峡行終着(119系)]


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東海道を下る(1)

2011年05月06日 09:25

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東京から273Km、ここは東海道の明るい雰囲気の駅だ。
浜名湖競艇場の水辺が近くにあって、陽が燦々と差して。

[2009/5 JR東海道本線新居町駅]


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東海道を下る(2)

2011年05月07日 09:29

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東海道本線と東海道新幹線が、地上を並走している。
去り行く普通列車。いずれそれを追い抜く新幹線が瞬く間にやってくる。
それでも僕は在来線に魅力を感じ、今日も西へと旅をしている。

[2009/5 新居町駅 JR東海道本線5100F浜松行(313系)]


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東海道を下る(3)

2011年05月08日 09:40

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待っている乗客のもとへ、今、列車がやってくる。
仕事、遊び、用事、楽しいこと、つらいこと、緊張、日常、様々な想いを一つずつ拾って。

[2009/5 新居町駅 JR東海道本線931M豊橋行(117系)]


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東海道を下る(4)

2011年05月09日 18:14

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東海道本線の最も静かな区間に向けて。
まだ夏にならない、少し優しげな夕方のグラデーションを走る。

[2009/5 垂井駅~関ヶ原駅 JR東海道本線5345F新快速米原行(313系)]


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東海道を下る(5)

2011年05月10日 18:20

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夕暮れの線路際、枯れ草が風に靡いている。
次の列車は、いつやってくるのだろう。
柔らかな風が吹いている。

[2009/5 JR東海道本線垂井駅~関ヶ原駅]


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東海道を下る(6)

2011年05月11日 18:29

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夕暮れの駅には哀愁が漂う。
ここが、日本で一番の幹線の駅であることも、今、この時間の空気感には何も関係しない。

[2009/5 JR東海道本線関ヶ原駅]


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東海道を下る(7)

2011年05月12日 18:30

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空は物悲しきグラデーション。
旅立ちの駅、故郷の駅。

[2009/5 JR東海道本線関ヶ原駅]


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東海道を下る(8)

2011年05月13日 18:37

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列車は大垣に向けて坂を下り始める。
残照を浴びて、車体の白さが浮かび上がる。

[2009/5 関ヶ原駅 JR東海道本線5128F豊橋行(117系)]


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東海道を下る(9)

2011年05月14日 18:38

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どこか遠くからやってくる列車に、静かに進路を示す信号が、僕は好きだ。
そこには、やがて遠くからやってくる列車を、静かに待ち望む期待が込められている。

[2009/5 JR東海道本線関ヶ原駅]


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土合駅を訪ねる(1)

2011年05月15日 07:28

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眠気を我慢しながら、川縁に降りてゆくと、冷えた風に身震いする。
川を見渡しながら、列車は終着駅を目指していた。
次の列車は、1時間後だ。

[2005/5 上牧駅~水上駅 JR上越線721M水上行(107系)]


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土合駅を訪ねる(2)

2011年05月16日 07:37

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この車両は1980年頃まで、上越線で使用された機関車であるという。
県境の勾配を上り下りするための設備を追設され、ひたすらに走り働いてきたのだろう。
今では荒れて、輝きを失った姿が悲しい。

[2005/5 水上町水紀行館保存車両(EF16形)]


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土合駅を訪ねる(3)

2011年05月17日 07:39

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ありったけの力で、飾り気もなく、仕事をするためだけに造られた機械。
そこに遊びを挟む余地などなかったのだろう。
今となっては、それがむしろ、物悲しい。

[2005/5 水上町水紀行館保存車両(EF16形)]


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土合駅を訪ねる(4)

2011年05月18日 07:41

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主電動機の刻印は、昭和22年。
鉄道車両は金属の塊、製造から60年弱を経ても、原形を失うことはなかった。

[2005/5 水上町水紀行館保存車両(EF16形)]


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土合駅を訪ねる(5)

2011年05月19日 07:44

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メカニカルな台車。
梃子や発条が重なり合って、一つの機構を成立させている。

[2005/5 水上町水紀行館保存車両(EF16形)]


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土合駅を訪ねる(6)

2011年05月20日 08:04

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水上の温泉街を抜け、湯檜曽の小さな町。
その先には、もう、人の住まいは見当たらない。
そんな山の麓の駅、土合駅。

[2005/5 JR上越線土合駅]


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土合駅を訪ねる(7)

2011年05月21日 08:14

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上り本線のホームは、山に抱かれて静かだ。
単線時代には、ここで列車が行き違っていたのだろう。
今では片側の線路は剥がされて久しい。

[2005/5 JR上越線土合駅]


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土合駅を訪ねる(8)

2011年05月22日 08:15

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静かな心休まる駅。
ホーム、そこから見える景色、先へと続く鉄路。

[2005/5 JR上越線土合駅]


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土合駅を訪ねる(9)

2011年05月23日 08:16

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線路際に立てられた駅名票は、昔ながらの質素なもの。
次の上り列車がやってくるのを待っている。

[2005/5 JR上越線土合駅]


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土合駅を訪ねる(10)

2011年05月24日 08:17

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古レールを組んで作った駅名票、その先のホームは、突然のように壊されそこで終わっていた。
1998年の土砂崩れの痕跡がそのままになっている。

[2005/5 JR上越線土合駅]


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土合駅を訪ねる(11)

2011年05月25日 08:20

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レールがなくなって久しい道床に、どこかレールの面影が残っている。
ホームに残る白線も、数十年の間、何も変わっていないのだろう。

[2005/5 JR上越線土合駅]


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