風旅記

私的旅行記による、幾つかの一場面をあなたに
土地の記憶のかけらをここに残し、
それが誰かの旅の道標となることを願って
写真が好きな一旅人のささやかな旅行記をここに。

Archive2011年04月 1/1

早春・中央本線(10)

この駅は、中央本線で唯一単線なのだという。以前はレールがあったであろう、空いたスペースを見て、ここにも新線ができる前の面影を感じる。[2009/3 信濃川島駅 JR中央本線辰野支線163M塩尻行 車窓]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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早春・中央本線(11)

車窓に映る駅はどこも静かで、寂しげだ。先へとつながる鉄路は、善知鳥トンネルに向けて、角度をつけて上り坂になっている。[2009/3 小野駅 JR中央本線辰野支線163M塩尻行 車窓]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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早春・中央本線(12)

東と西、二つの中央本線が一つに纏まる。片方は東京へ、もう片方は名古屋へ。臨時の特急列車が発車していった。[2009/3 塩尻駅 JR中央本線9064M臨時特急はまかいじ号横浜行(185系)]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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早春・中央本線(13)

中央本線は115系のメッカだ。爽やかなカラーに彩られた車両が、今日も信州の鉄路を走っている。[2009/3 塩尻駅 JR中央本線834M中津川行(115系)・1543M長野行(115系)]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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早春・中央本線(14)

国鉄時代から走る列車、伝統的なスカ色。地味な色合いの中にも、見慣れた安心感がある。この列車に乗って、旅を続ける。[2009/3 小淵沢駅 JR中央本線350M甲府行(115系)]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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早春・中央本線(15)

今日という日が終わってゆく。列車に乗って車窓を眺めている、特に変わったことが起きる訳でもない、ただ普通の一日。そんな風に言うことができる、静かなこの時間が、いとおしい。[2009/3 長坂駅~日野春駅 JR中央本線350M甲府行 車窓]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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早春・中央本線(16)

列車が走り去った夜の駅は、ひっそりと静まり返っていた。山間の駅の空気は冷え、駅名票の明かりだけが煌々と輝いている。[2009/3 JR中央本線初狩駅]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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早春・中央本線(17)

ホームから階段を下り駅舎に向かうと、遮断機のない構内踏切がある。貨物列車の進入 入換作業に十分ご注意ください、と書かれた案内表示。そう、この駅は、スイッチバックの設備が今でも残っているのだ。[2009/3 JR中央本線初狩駅]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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早春・中央本線(18)

戸が開け放たれた駅舎。向こうにあるホームへの入口まで、踏切を渡ってゆく。外には宵闇が広がっている。[2009/3 JR中央本線初狩駅]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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早春・中央本線(19)

特急列車は光の帯となって、一瞬で坂を走り抜けていった。今では忘れ去られたかのようなスイッチバックの錆びたレールを渡りながら、その雄姿にシャッターを切った。[2009/3 初狩駅 JR中央本線4080M特急あずさ30号千葉行(E257系)]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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早春・中央本線(20)

安全のために。ペンキ手書きの看板。列車も駅員も行き来し、活気があった頃のスイッチバックの光景を想像してみる。[2009/3 JR中央本線初狩駅]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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早春・中央本線(21)

次にこのスイッチバックの線路に列車が来るのは、いつだろうか。今晩も、信号が白々と光っている。[2009/3 JR中央本線初狩駅]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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早春・中央本線(22)

夜の駅の車窓は、いつだって素敵だ。東京を離れるときならその開放感に、東京へ帰るときならその安堵感に。暖かな足元と列車の揺れに、やがて眠りに落ちてゆく。この旅路。[2009/3 大月駅 JR中央本線562M高尾行 車窓]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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ぶらり西へ(1)

気持ちが西に向いた夕方、急いでカメラを持って駆けつけた、東京駅。そこには、鉄道の蓄積を誇らしげに掲げる銘盤と、歴史を象徴する蒸気機関車の動輪が輝いている。[2008/4 JR東海道本線東京駅]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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ぶらり西へ(2)

普通列車の車窓から見るブルートレインは、いつの時代にも特別な存在だった。遠くへ向かうその青い車体を眺めながら、普通列車は静かに発車した。[2008/4 東京駅 JR東海道本線865M熱海行 車窓]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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ぶらり西へ(3)

夜の乗換え、東京から2時間、ここから先はJR東海になる。普段見かけない列車に、西へ向かっていると実感する。[2008/4 熱海駅 JR東海道本線469M浜松行(313系)]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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ぶらり西へ(4)

週末の深夜、2両の列車は満員になった。楽しい時間を乗せて、この街に余韻を残して、普通列車は旅立ってゆく。僕はここで降りて、列車を見送る。[2008/4 豊橋駅 JR東海道本線1147F岡崎行(313系)]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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ぶらり西へ(5)

「駅前」という駅、ちょっとその響きが面白くて足を止めてみる。ペデストリアンデッキの下に、綺麗に整備された停留所。路面電車があるだけで、その街が魅力的に見えてくるのは不思議なものだ。[2008/4 豊橋鉄道東田本線駅前駅]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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ぶらり西へ(6)

新幹線も通る大きな駅に路面電車が寄り添う。6路線が発着する駅も、今日一日の仕事を終えようとしている。[2008/4 JR東海道本線豊橋駅]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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ぶらり西へ(7)

眠い目をこすって早朝に起きだして、また駅へと向かう。一歩外に出れば青空。路面電車は既に動き始めていて、明るい街の姿を見せている。[2008/4 豊橋鉄道東田本線駅前駅]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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ぶらり西へ(8)

飯田線にしか走っていない車両、119系電車。国鉄末期に製作された、ローコストで合理化の進んだ車両の一つ。これらの車両は、今でも日本各地のローカル線の第一線で活躍している。[2008/4 豊橋駅 JR飯田線501M天竜峡行(119系)]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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ぶらり西へ(9)

朝の陽射しが寝不足の目には痛い程に眩しい。窓を開ければ、心地良い冷たさの風が吹いている。[2008/4 大海駅 JR飯田線501M天竜峡行 車窓]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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ぶらり西へ(10)

見事な枝垂桜が、使われなくなったホームから列車を包み込むように。朽ちるもの、栄えるもの。[2008/4 長篠城駅 JR飯田線501M天竜峡行 車窓]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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ぶらり西へ(11)

列車は小刻みに停まりながら小さな駅を辿ってゆく。川が寄り添い、山が見え、朝日が鉄路に陰影の模様を描いている。[2008/4 三河槙原駅~柿平駅 JR飯田線501M天竜峡行 車窓]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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ぶらり西へ(12)

山の麓の駅に、列車が行き違う。朝の清々しさの中、学生達の若さが目映い。[2008/4 中部天竜駅 JR飯田線501M天竜峡行 車窓]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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ぶらり西へ(13)

鉄橋を渡り、トンネルが迫ってくる。列車は清流を越え、山を抜けて。[2008/4 城西駅~向市場駅 JR飯田線501M天竜峡行 車窓]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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ぶらり西へ(14)

トンネルを抜けると、そこに小さな駅。崖の下の小さな、小さな平地に、ひっそりと佇む駅。[2008/4 小和田駅 JR飯田線501M天竜峡行 車窓]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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ぶらり西へ(15)

この駅の先にもすぐにトンネルがある。山の重なり合う隙間に造られた駅は、片側の線路を外されて、少し寂しそうだった。[2008/4 小和田駅 JR飯田線501M天竜峡行 車窓]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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ぶらり西へ(16)

春の青、緑、桃、紅、いつもの列車の白、橙、緑。待ち時間、ホームに降りてきた車掌氏と二言三言の会話を交わす。[2008/4 伊那小沢駅 JR飯田線501M天竜峡行(119系)]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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ぶらり西へ(17)

レールは確かに光っていて、毎日列車がこの駅を通っている。乗客はどれ程なのだろう。この山の中の駅に歩いてやってくる人がいる限り、この駅は日常であり続ける。[2008/4 伊那小沢駅 JR飯田線501M天竜峡行(119系)]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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