風旅記

私的旅行記による、幾つかの一場面をあなたに
土地の記憶のかけらをここに残し、
それが誰かの旅の道標となることを願って
写真が好きな一旅人のささやかな旅行記をここに。

Archive2011年03月 1/1

行止り

東京のローカル線、五日市線。その終点のこの駅は綺麗な高架駅だった。線路の終わりは、どこか唐突で、この先へと更に伸びていきそうでもある。[2004/3 武蔵五日市駅 JR五日市線上り列車(201系)]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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通勤型車両からの眺め

多摩川は、上流の山深さを忘れ、広く大きな川原が広がるようになっている。遠くに武蔵野の丘陵を望みながら、列車は鉄橋を渡る。[2004/3 東秋留駅~熊川駅 JR五日市線上り列車 車窓]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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真白な光線

薄暮の時間、出発を待つ列車の高輝度のヘッドライトは、真白な光線で行く先を照らしている。もう少しで発車の時間だ。[2004/3 高麗川駅 JR川越線川越行(205系)]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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雪深き鉄路(1)

札幌のホームに降り立つと、空気の冷たさが違った。鼻がつんと痛くなるような感覚。機能的で美しい、駅のホーム。[2007/3 札幌駅 JR千歳線(JR函館本線)3953M快速エアポート187号札幌行終着(721系)]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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雪深き鉄路(2)

薄っすらと積もった雪の中を走って来たのであろう。雪を纏い顔を強張らせるかのようにして、札幌駅に滑り込んできた。[2007/3 札幌駅 JR函館本線120M小樽行(711系)]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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雪深き鉄路(3)

札幌の駅には気動車が似合う。高い屋根に覆われた広い空間に、エンジン音が響くこの駅が好きだ。[2007/3 札幌駅 JR札沼線(JR函館本線)531D石狩当別行(キハ40形)]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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雪深き鉄路(4)

札幌から4両編成で走ってきた列車は、この駅で、その先へ向かう1両と、札幌に戻る3両に切り離される。週末の早朝、乗客は少ない。[2007/3 石狩当別駅 JR札沼線531D石狩当別行終着(キハ40形・キハ142形)]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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雪深き鉄路(5)

大粒の雪が舞い始め、気付くと、ホームは真白になっていく。静かな朝の情景。[2007/3 石狩当別駅 JR札沼線531D石狩当別行終着(キハ40形)]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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雪深き鉄路(6)

白銀の車窓を走る。ほんの数人の乗客を乗せた単行列車。まるで絵画を並べたかのような、静かな雪景色。[2007/3 本中小屋駅~中小屋駅 JR札沼線5423D新十津川行 車窓]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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雪深き鉄路(7)

小さな時刻表には出ていない小さな駅。列車は一つ一つ停まってゆく。車掌車を改造した形ばかりの待合室があった。[2007/3 中小屋駅 JR札沼線5423D新十津川行 車窓]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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雪深き鉄路(8)

暖かな車内で、靴を脱いでボックスシートの向かいに足を伸ばす。真白の車窓が流れてゆく。[2007/3 中小屋駅~月ヶ岡駅 JR札沼線5423D新十津川行 車窓]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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雪深き鉄路(9)

モノトーンの景色の中を、普通列車は淡々と走ってゆく。この厳しくも美しい風景の中を。[2007/3 月ヶ岡駅~知来乙駅 JR札沼線5423D新十津川行 車窓]東北地方太平洋沖地震、今まで生きてきた中で最も大きな揺れ、本当に恐い思いをしました。一人でも多くの方の安全と、一日も早い復興を、心より祈念致します。© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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雪深き鉄路(10)

確かに列車が通った証、レールだけは雪に埋もれることなく、先へと伸びている。[2007/3 JR札沼線石狩月形駅]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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雪深き鉄路(11)

浦臼からやってきた列車と行き違う。静かな駅に定刻通りに訪れる、二つの列車。[2007/3 石狩月形駅 JR札沼線5423D新十津川行(キハ40形)・5424D石狩当別行(キハ40形)]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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雪深き鉄路(12)

防風林が直線的に続いている。列車は一路終点を目指す。[2007/3 札的駅~浦臼駅 JR札沼線5423D新十津川行 車窓]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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雪深き鉄路(13)

雪の中に小さな踏切。列車は軽やかな音を立てて、先へと走ってゆく。もう少しで次の駅だ。[2007/3 札的駅~浦臼駅 JR札沼線5423D新十津川行 車窓]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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雪深き鉄路(14)

雲の切れ間、空がぱっと明るくなった。走る列車に影ができ、雪は真白に輝きを放った。[2007/3 鶴沼駅~於札内駅 JR札沼線5423D新十津川行 車窓]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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雪深き鉄路(15)

列車は終着駅に到着した。車内の暖かさにまどろむ内に、乗客は僕一人になっていた。[2007/3 新十津川駅 JR札沼線5423D新十津川終着(キハ40形)]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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雪深き鉄路(16)

雪舞うホームに、今、自分一人だけがいる。[2007/3 新十津川駅 JR札沼線5423D新十津川終着(キハ40形)]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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雪深き鉄路(17)

一日にたった3本しか列車は来ない。駅も、時刻表も、寂しがっている。[2007/3 新十津川駅 JR札沼線5423D新十津川終着(キハ40形)]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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雪深き鉄路(18)

この先へと伸びていた鉄路は、1972年に“赤字83線”の一つとして廃止された。今、単行列車が静かに見つめる先には、線路の終わりと、塞ぐように建った建物。列車は、時の経過を見ている。[2007/3 新十津川駅 JR札沼線5423D新十津川終着(キハ40形)]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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雪深き鉄路(19)

今では無人の終着駅、かつてはその先の石狩沼田との往来の中間駅であった。駅員氏もいたのであろう。今では全て板で塞がれてしまった窓口らしき場所、そして煙の出ることのない煙突。今日も一日3本の列車が静かにやってきて、そして去ってゆく。[2007/3 JR札沼線新十津川駅]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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早春・中央本線(1)

2階建て車両の臨時列車は、早春の透明な空の下、中央本線を走った。高原の駅に大振りな車体が目立っている。[2009/3 小淵沢駅 JR中央本線9591Mホリデー快速ビューやまなし号小淵沢行終着(215系)]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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早春・中央本線(2)

爽やかな高原の青空、列車も風のような色に包まれて。清々しく、深呼吸をする。[2009/3 小淵沢駅 JR中央本線546M高尾行(115系)]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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早春・中央本線(3)

高原の鉄路に走り始めた新世代のディーゼルカーを初めて見た。そのスマートなデザインと、ハイブリット方式の走行技術。鉄道の進化を久しぶりに実感した瞬間だった。[2009/3 小淵沢駅 JR小海線228D小淵沢行終着(キハE200形)]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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早春・中央本線(4)

時刻表を見ると、中央本線の起点は東京駅、この岡谷駅は210.4キロとある。ホームに佇む207キロポストは、この路線の様々な変遷を経る前の、古いものなのだろうか。[2009/3 JR中央本線岡谷駅]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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早春・中央本線(5)

昭和58年、長大トンネルの開通により塩尻への新たな短絡ルートができあがると、やがて優等列車がなくなった。列車の本数も人の数も減ったこの駅の長いホームに降り立ち、往年の賑わいを想像してみる。今は、中央本線の旧線と飯田線を分岐する、山の麓の静かな駅。[2009/3 JR中央本線辰野支線辰野駅]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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早春・中央本線(6)

時代と共に変化してゆく街道の流れ。過去の栄華を今に伝える長い、長いホームに、飯田線の2両編成が停まっていた。[2009/3 辰野駅 JR飯田線1431M岡谷行(119系)]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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早春・中央本線(7)

中央本線の旧線の中でも、岡谷から辰野までの区間は、飯田線と一体的に列車が走っている。この車両が行き来する反対側──豊橋とここでは言葉も景色も全然違うから不思議だ。[2009/3 辰野駅 JR飯田線1431M岡谷行(119系)]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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早春・中央本線(8)

ぽつんと佇む列車、1両だけで出発の時間を待っている。青空の下、広い駅の構内が賑やかだった頃を思い出させようとしている。[2009/3 辰野駅 JR中央本線辰野支線163M塩尻行(123系)]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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早春・中央本線(9)

この車両も、もはや老兵といってもいいのかもしれない。荷物電車として昭和53年に走り始めてから30年以上、何回もの改造を受け、今この静かな路線を走っている。[2009/3 辰野駅 JR中央本線辰野支線163M塩尻行(123系)]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

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