行止り

2011年03月01日 17:00

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東京のローカル線、五日市線。
その終点のこの駅は綺麗な高架駅だった。
線路の終わりは、どこか唐突で、この先へと更に伸びていきそうでもある。

[2004/3 武蔵五日市駅 JR五日市線上り列車(201系)]


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通勤型車両からの眺め

2011年03月02日 17:20

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多摩川は、上流の山深さを忘れ、広く大きな川原が広がるようになっている。
遠くに武蔵野の丘陵を望みながら、列車は鉄橋を渡る。

[2004/3 東秋留駅~熊川駅 JR五日市線上り列車 車窓]


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真白な光線

2011年03月03日 18:10

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薄暮の時間、出発を待つ列車の高輝度のヘッドライトは、真白な光線で行く先を照らしている。
もう少しで発車の時間だ。

[2004/3 高麗川駅 JR川越線川越行(205系)]


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雪深き鉄路(1)

2011年03月04日 19:32

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札幌のホームに降り立つと、空気の冷たさが違った。
鼻がつんと痛くなるような感覚。
機能的で美しい、駅のホーム。

[2007/3 札幌駅 JR千歳線(JR函館本線)3953M快速エアポート187号札幌行終着(721系)]


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雪深き鉄路(2)

2011年03月05日 06:42

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薄っすらと積もった雪の中を走って来たのであろう。
雪を纏い顔を強張らせるかのようにして、札幌駅に滑り込んできた。

[2007/3 札幌駅 JR函館本線120M小樽行(711系)]


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雪深き鉄路(3)

2011年03月06日 06:41

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札幌の駅には気動車が似合う。
高い屋根に覆われた広い空間に、エンジン音が響くこの駅が好きだ。

[2007/3 札幌駅 JR札沼線(JR函館本線)531D石狩当別行(キハ40形)]


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雪深き鉄路(4)

2011年03月07日 07:28

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札幌から4両編成で走ってきた列車は、この駅で、その先へ向かう1両と、札幌に戻る3両に切り離される。
週末の早朝、乗客は少ない。

[2007/3 石狩当別駅 JR札沼線531D石狩当別行終着(キハ40形・キハ142形)]


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雪深き鉄路(5)

2011年03月08日 07:30

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大粒の雪が舞い始め、気付くと、ホームは真白になっていく。
静かな朝の情景。

[2007/3 石狩当別駅 JR札沼線531D石狩当別行終着(キハ40形)]


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雪深き鉄路(6)

2011年03月09日 08:07

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白銀の車窓を走る。
ほんの数人の乗客を乗せた単行列車。
まるで絵画を並べたかのような、静かな雪景色。

[2007/3 本中小屋駅~中小屋駅 JR札沼線5423D新十津川行 車窓]


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雪深き鉄路(7)

2011年03月10日 08:11

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小さな時刻表には出ていない小さな駅。
列車は一つ一つ停まってゆく。
車掌車を改造した形ばかりの待合室があった。

[2007/3 中小屋駅 JR札沼線5423D新十津川行 車窓]


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雪深き鉄路(8)

2011年03月11日 08:14

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暖かな車内で、靴を脱いでボックスシートの向かいに足を伸ばす。
真白の車窓が流れてゆく。

[2007/3 中小屋駅~月ヶ岡駅 JR札沼線5423D新十津川行 車窓]


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雪深き鉄路(9)

2011年03月12日 08:18

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モノトーンの景色の中を、普通列車は淡々と走ってゆく。
この厳しくも美しい風景の中を。

[2007/3 月ヶ岡駅~知来乙駅 JR札沼線5423D新十津川行 車窓]

東北地方太平洋沖地震、今まで生きてきた中で最も大きな揺れ、本当に恐い思いをしました。
一人でも多くの方の安全と、一日も早い復興を、心より祈念致します。


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雪深き鉄路(10)

2011年03月13日 08:36

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確かに列車が通った証、レールだけは雪に埋もれることなく、先へと伸びている。

[2007/3 JR札沼線石狩月形駅]


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雪深き鉄路(11)

2011年03月14日 08:39

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浦臼からやってきた列車と行き違う。
静かな駅に定刻通りに訪れる、二つの列車。

[2007/3 石狩月形駅 JR札沼線5423D新十津川行(キハ40形)・5424D石狩当別行(キハ40形)]


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雪深き鉄路(12)

2011年03月15日 09:04

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防風林が直線的に続いている。
列車は一路終点を目指す。

[2007/3 札的駅~浦臼駅 JR札沼線5423D新十津川行 車窓]


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雪深き鉄路(13)

2011年03月16日 09:04

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雪の中に小さな踏切。
列車は軽やかな音を立てて、先へと走ってゆく。
もう少しで次の駅だ。

[2007/3 札的駅~浦臼駅 JR札沼線5423D新十津川行 車窓]


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雪深き鉄路(14)

2011年03月17日 09:14

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雲の切れ間、空がぱっと明るくなった。
走る列車に影ができ、雪は真白に輝きを放った。

[2007/3 鶴沼駅~於札内駅 JR札沼線5423D新十津川行 車窓]


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雪深き鉄路(15)

2011年03月18日 09:32

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列車は終着駅に到着した。
車内の暖かさにまどろむ内に、乗客は僕一人になっていた。

[2007/3 新十津川駅 JR札沼線5423D新十津川終着(キハ40形)]


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雪深き鉄路(16)

2011年03月19日 09:32

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雪舞うホームに、今、自分一人だけがいる。

[2007/3 新十津川駅 JR札沼線5423D新十津川終着(キハ40形)]


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雪深き鉄路(17)

2011年03月20日 09:34

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一日にたった3本しか列車は来ない。
駅も、時刻表も、寂しがっている。

[2007/3 新十津川駅 JR札沼線5423D新十津川終着(キハ40形)]


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雪深き鉄路(18)

2011年03月21日 09:36

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この先へと伸びていた鉄路は、1972年に“赤字83線”の一つとして廃止された。
今、単行列車が静かに見つめる先には、線路の終わりと、塞ぐように建った建物。
列車は、時の経過を見ている。

[2007/3 新十津川駅 JR札沼線5423D新十津川終着(キハ40形)]


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雪深き鉄路(19)

2011年03月22日 09:46

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今では無人の終着駅、かつてはその先の石狩沼田との往来の中間駅であった。
駅員氏もいたのであろう。
今では全て板で塞がれてしまった窓口らしき場所、そして煙の出ることのない煙突。
今日も一日3本の列車が静かにやってきて、そして去ってゆく。

[2007/3 JR札沼線新十津川駅]


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早春・中央本線(1)

2011年03月23日 11:59

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2階建て車両の臨時列車は、早春の透明な空の下、中央本線を走った。
高原の駅に大振りな車体が目立っている。

[2009/3 小淵沢駅 JR中央本線9591Mホリデー快速ビューやまなし号小淵沢行終着(215系)]


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早春・中央本線(2)

2011年03月24日 12:25

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爽やかな高原の青空、列車も風のような色に包まれて。
清々しく、深呼吸をする。

[2009/3 小淵沢駅 JR中央本線546M高尾行(115系)]


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早春・中央本線(3)

2011年03月25日 12:27

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高原の鉄路に走り始めた新世代のディーゼルカーを初めて見た。
そのスマートなデザインと、ハイブリット方式の走行技術。
鉄道の進化を久しぶりに実感した瞬間だった。

[2009/3 小淵沢駅 JR小海線228D小淵沢行終着(キハE200形)]


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