風旅記

私的旅行記による、幾つかの一場面をあなたに
土地の記憶のかけらをここに残し、
それが誰かの旅の道標となることを願って
写真が好きな一旅人のささやかな旅行記をここに。

Archive2010年08月 1/1

常総線 夏(17)

無人の待合室から続く駅のホームは、線路と同じ地面の高さから階段で上がってゆく。鉄路の錆が舞って、積年の色合いを醸し出す。並木のある静かな駅。[2010/7 関東鉄道常総線 黒子駅]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

  •  0
  •  -

常総線 夏(18)

下り列車が到着した。ブレーキの金属音を響かせて。大樹は緩やかな風に葉を揺らしている。[2010/7 黒子駅 関東鉄道常総線5101下館行(2400形)]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

  •  0
  •  -

常総線 夏(19)

関東鉄道の最新型車両、5000形は、エンジンの音も軽やかに終着駅に到着した。今の時代に見合った性能を持つ車両が、鉄道の未来を明るくすると信じたい。[2010/7 水海道駅 関東鉄道常総線3122水海道行終着(5000形)]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

  •  0
  •  -

常総線 夏(20)

古レールの柵が線路際に草に埋もれて。今、列車を通しているレールと、違った形で鉄路を支えるレールと。[2010/7 関東鉄道常総線 三妻駅~中妻駅]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

  •  0
  •  -

常総線 夏(21)

車窓に、石造りの重厚な倉庫が映り、ふと駅に降りてみた。飾り気のない、経てきた時間を表すだけの美しさ。やがてそこに列車がやってくる。[2010/7 三妻駅~中妻駅 関東鉄道常総線5123下館行(2200形)]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできませんv...

  •  0
  •  -

常総線 夏(22)

夕方になって風がぴたりとやみ、昼間の熱気がいつまでも残っている。北関東の風景はどこまでも穏やかに、走ってゆく列車を包み込んでいる。[2010/7 三妻駅~中妻駅 関東鉄道常総線3132水海道行(2400形)]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

  •  2
  •  -

常総線 夏(23)

風が止んで、空気が同じ場所から動かない。田圃の一本道を歩いていると、快速列車がスピードを上げて走ってきた。排煙を噴き上げて、風を巻き起こして。[2010/7 三妻駅~中妻駅 関東鉄道常総線7134快速守谷行(2400形)]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

  •  0
  •  -

常総線 夏(24)

稲の高さに目線を合わせてみる。列車はまるで、緑の絨毯の中を滑ってゆくかのように走っていった。広角の視野の心地良さ。[2010/7 三妻駅~中妻駅 関東鉄道常総線2138守谷行(2200形)]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

  •  0
  •  -

常総線 夏(25)

常磐線の通勤型車両と顔を合わせた。緑豊かな風景を走ってきた列車も、ここでは、首都圏近郊の路線の一つだ。[2010/7 取手駅 関東鉄道常総線1176取手行終着(2100形)]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

  •  0
  •  -

常総線 夏(26)

関東鉄道の始発駅、常磐線が東京近郊と郊外に切り替わる駅。列車と列車の間の時間、ぱたりと通る人の姿がなくなり静かになる。[2010/7 関東鉄道常総線 取手駅]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

  •  0
  •  -

無骨さ

モスグリーンの運転台。飾り気もなく、ただ機能性と経済性だけを追及した、ひと昔ふた昔前の無骨さ。昭和の時代を支えてきた、その姿に、むしろ愛着を感じる。[2006/9 JR大阪環状線(103系)]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

  •  0
  •  -

銚子電気鉄道 残暑(1)

森の小道、妖精が遊びに出てきそう。絵本とちょっと違うのは、ここに轍ではなく、鉄路がのびていることくらいだ。[2008/9 銚子電気鉄道本銚子駅]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

  •  0
  •  -

銚子電気鉄道 残暑(2)

手書きの時刻表が味わい深い。坂を登った、近くの駄菓子屋であれもこれも買って、お菓子を頬張りながら列車を待つ待合のベンチ。[2008/9 銚子電気鉄道本銚子駅]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

  •  0
  •  -

銚子電気鉄道 残暑(3)

いつの時代から、このホームの夜を照らしているのだろう。まるである映画のワンシーン。今晩には、また乗客がこの街灯の灯りの下を通るのだろう。[2008/9 銚子電気鉄道本銚子駅]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

  •  0
  •  -

銚子電気鉄道 残暑(4)

古めかしい車両が、ガタンゴトンと大きく揺れながら走ってゆく。海に近いこの駅に着いた列車は、晩夏の空の下に観光客を降ろして、がらんと空いていた。[2008/9 犬吠駅 銚子電気鉄道外川行(800形)]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

  •  0
  •  -

上越線から只見線へ(1)

2階建グリーン車が連結されている高崎線列車。国鉄時代からのステンレス車両は、先頭車とグリーン車が連結され特異な外観になっている。[2007/9 高崎駅 JR高崎線857M前橋行(211系)]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

  •  0
  •  -

上越線から只見線へ(2)

まだ新しいと思っていた見慣れた車両も、段々と傷みを隠せなくなってきていた。色が褪せ、次の世代の車両が増えてきても、今日もいつも通りに走っている。[2007/9 高崎駅 JR高崎線857M前橋行(211系)]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

  •  0
  •  -

上越線から只見線へ(3)

水上駅で“国境の長いトンネル”に向かう、1日5本だけの普通列車に乗る。団体専用客車「ゆとり」が停まっていた。山の麓の駅には特急も到着し、賑やかだ。[2007/9 水上駅 JR上越線1739M長岡行 車窓]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

  •  0
  •  -

上越線から只見線へ(4)

鉄道には、昭和の時代の大きさを感じさせる構造物がたくさんある。新清水トンネルの中、地中深くの土合駅、下り線。こんなにも無機質な空間。[2007/9 土合駅 JR上越線1739M長岡行 車窓]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

  •  0
  •  -

上越線から只見線へ(5)

昭和42年に完成した、13.5Kmに及ぶ長いトンネルを抜けると、空模様は変わり、低く雲が垂れ込めていた。山の中にある、通過線を有した大きな駅。L特急が走り抜けていた過去の栄華。[2007/9 土樽駅 JR上越線1739M長岡行 車窓]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

  •  0
  •  -

上越線から只見線へ(6)

秋分に向けて秋の気配が漂い始める季節。残暑の中にも、稲穂は黄金色を輝かせ始めている。[2007/9 塩沢駅~六日町駅 JR上越線1739M長岡行 車窓]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

  •  0
  •  -

上越線から只見線へ(7)

魚野川に沿って走る上越線から、只見線が会津に向けて分かれてゆく駅。3本の普通列車同士が、一つの駅で交差する。[2007/9 小出駅 JR上越線1739M長岡行(115系)・1738M越後中里行(115系)・JR只見線434D会津若松行(キハ40形)]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

  •  0
  •  -

上越線から只見線へ(8)

平屋建ての駅本屋は、大きな空の下にあった。魚野川の対岸の市街から少し離れた、静かな午後の駅前。[2007/9 JR上越線小出駅]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

  •  0
  •  -

上越線から只見線へ(9)

そのホームから出発する列車の行先を示している。見ていると、今、そこにいること自体が旅の一部に思えてくる。[2007/9 JR上越線小出駅]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

  •  0
  •  -

上越線から只見線へ(10)

1日5本の列車が、この駅から出発する。早朝5時台に列車が出た後は、8時間の空白。この時刻表を見ていると、少し寂しい気分になってくる。[2007/9 JR只見線小出駅]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

  •  0
  •  -

上越線から只見線へ(11)

夕方から夜、5時間をかけて只見線を走破する。小出駅の片隅に、エンジンの音を響かせて、出発のときを待っている。[2007/9 小出駅 JR只見線434D会津若松行(キハ40形)]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

  •  0
  •  -

上越線から只見線へ(12)

緑深き車窓には、森の小道が寄り添っている。山の奥深くへと、エンジンの唸りも大きく坂を登ってゆく。[2007/9 柿ノ木駅~大白川駅 JR只見線434D会津若松行 車窓]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

  •  0
  •  -

上越線から只見線へ(13)

小さな駅を出てから次の駅まで14分間。小さな鉄橋からの車窓に映る景色は、人跡のない山と川だけが広がる。[2007/9 柿ノ木駅~大白川駅 JR只見線434D会津若松行 車窓]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

  •  0
  •  -

上越線から只見線へ(14)

エンジン音がますます大きくなっても、スピードが上がらないまま、坂を登ってゆく。進んでいく程に、山の中へと分け入ってゆく。[2007/9 柿ノ木駅~大白川駅 JR只見線434D会津若松行 車窓]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

  •  0
  •  -

上越線から只見線へ(15)

線路の先に、更に高い山が聳えている。進路を遮るように。ススキが風に揺れ、もう少しで秋から、そしてやがては冬へと季節は変わってゆく。[2007/9 柿ノ木駅~大白川駅 JR只見線434D会津若松行 車窓]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

  •  0
  •  -

上越線から只見線へ(16)

破間川が寄り添う山間の駅、大白川に到着する。ポイントを通過する複雑なジョイント音に、川の流れの音が重なって聞こえてくる。[2007/9 大白川駅 JR只見線434D会津若松行 車窓]© 2010 風旅記(M.M.) 風旅記以外への転載はできません...

  •  0
  •  -