想像する

2010年05月01日 15:30

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1969年の刻印が入った、ホーム裏の側線。
枕木は痩せ、それでもレールはしっかりと地に伸びている。
ここを列車が再び通る日は、もう、ないのだろう。

[2007/5 JR信越本線米山駅]


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海と空

2010年05月02日 15:39

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長く延びるホームを持て余すかのように、ぽつんと停まった列車は、海と空の色を纏っていた。

[2007/5 米山駅 JR信越本線1342M直江津行(115系)]


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西へ

2010年05月03日 15:40

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海を見ながら西へと走ってゆく。
真っ直ぐに伸びる線路の、その先には、どんな車窓が待っているのだろう。

[2007/5 米山駅 JR信越本線1342M直江津行(115系)]


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過去への想像

2010年05月04日 15:49

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駅の外れに、使われなくなって既に何十年も経ったと見える、古い構造物があった。
現役だったときには、何に使われていたのだろう。
今では、誰も見向きもしなくなったその姿に、想いを馳せる。
1958年の刻印が入っている。

[2007/5 JR信越本線米山駅]


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駿馬

2010年05月05日 15:54

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波音、風の流れ、静かな駅から遥か遠くの水平線を眺めている。
特急列車が走り抜ける。風のように。
一瞬で過ぎ行く力強い駿馬の姿。静かな駅の情景。

[2007/5 米山駅 JR信越本線1055M特急北越5号新潟行(485系)]


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時を忘れて寂しさを

2010年05月06日 15:59

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また、過ぎ去ってゆく列車を、また、見送っている。
また、少しの間時を忘れて、また、去るものの寂しさを感じている。

[2007/5 米山駅 JR信越本線1341M長岡行(115系)]


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列車の走らぬ場所

2010年05月07日 17:00

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海に沿って、北陸本線の旧線が、遊歩道となって残されている。
単線の線路が、海の間近に伸びていたのであろう。車窓はさぞかし素敵だっただろう。
山が海に迫る、この険しい地形の中で、1957年の刻印から半世紀の時間が経ち、そこに列車が走ることは、もうない。

[2007/5 国鉄北陸本線旧線 旧名立駅~旧筒石駅]


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残影

2010年05月08日 17:04

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トンネルからは今にも列車が走り来そうな感じがして、機関車が客車を引っ張って警笛を鳴らしそうな映像が浮かんできて。
1958年12月と記されたプレートが、既に色褪せていた。

[2007/5 国鉄北陸本線旧線 旧名立駅~旧筒石駅]


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踏切

2010年05月09日 18:11

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向こうに海を感じる、ホームへの踏切。
列車が通らない時間、駅は静まり返っている。

[2007/5 JR北陸本線市振駅]


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駅の夕陽

2010年05月10日 18:13

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今日という一日が終わってゆく。
ゆっくりと、静かに。
沈みゆく夕日に、レールが冷たく光る。

[2007/5 JR北陸本線市振駅]


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旅の駅から

2010年05月11日 18:26

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ホームから、水平線に沈む夕日が見えたら、あなたは何を思いますか。
鉄道を旅する途中に、淡い紅に包まれた海と、空とを、じっと無言で眺める時間。

[2007/5 JR北陸本線市振駅]


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特急の面影

2010年05月12日 18:35

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ローカル運用につく元特急型車両。
外観は往時のままに近く、国鉄時代を髣髴とさせる。
この地を最速で走り抜けていた車両なのだろうか。

[2007/5 市振駅 JR北陸本線568M富山行(419系)]


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風のように

2010年05月13日 18:38

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海と空が一体になった薄暮の時間、特急列車が風のように走り抜けた。

[2007/5 市振駅 JR北陸本線1021M特急はくたか21号越後湯沢行(681系)]


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駅員のいない駅

2010年05月14日 18:44

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今は無人駅だが、駅員氏がいたことを髣髴とさせる雰囲気が残っている。
塞がれた窓口、そのままの事務室、改札や道具入れ。
そして、名勝親不知に近いこの駅には、古めかしいが油彩のように立派に描かれた観光案内図が掲げてあった。

[2007/5 JR北陸本線市振駅]


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北陸を望んで

2010年05月15日 18:45

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この駅は、新潟県の最も西にある。
ここからもう一駅進むと、そこは北陸。
小さな木造の駅舎に、歴史を感じ、情感豊かな佇まいにほっとする。

[2007/5 JR北陸本線市振駅]


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暖かな車窓

2010年05月16日 18:58

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夜の帳が下りようとする時間、端整なデザインの急行型車両の列車が到着した。
海の空は大きい。
窓から漏れる車内の明かりが、暖かい。

[2007/5 市振駅 JR北陸本線570M富山行(475系)]


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一駅ごとに

2010年05月17日 19:00

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以前はここを急行列車として、海を望み走っていたのだろうか。
僅かな残照の下、今は一駅ごとに丁寧に停まってゆく。

[2007/5 市振駅 JR北陸本線555M直江津行(475系)]


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光の流れ

2010年05月18日 00:12

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列車は、一筋の光となって流れていった。
夜の駅には静けさだけが残った。

[2007/5 六日町駅 JR上越線1752M石打行(115系)]


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海に沿って

2010年05月19日 18:48

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相模湾に沿って走る江ノ電。
おしゃれな町、古い町、自然の中をゆっくりと走ってゆく、のんびりした姿が愛らしい。

[2005/6 腰越駅~鎌倉高校前駅 江ノ島電鉄藤沢行(20系)]


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海辺の踏切

2010年05月20日 18:51

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列車の来ない踏切は、退屈そうに海風を浴びて、時折小さく風切り音をあげている。

[2005/6 江ノ島電鉄腰越駅~鎌倉高校前駅]


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未来を感じさせる

2010年05月21日 11:07

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JR九州の列車は斬新なデザインで、以前の国鉄の剛健なイメージとはかけ離れている。
そして車内に入ると、実に合理的で、しかも椅子に木材が使われるなど遊び心を忘れない造りになっているから感心だ。

[2008/6 博多駅 JR篠栗線(JR鹿児島本線)5632H篠栗行(817系)]


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梅雨の車窓

2010年05月22日 11:15

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今日は朝から雨が降っている。
緑がかった列車のガラス窓に映る景色は、一層陰鬱に感じられる。
ぼんやり眺めていると、何気ない町の向こうに飛行機が着陸しようと高度を下げてきた。

[2008/6 吉塚駅~柚須駅 JR篠栗線5632H篠栗行 車窓]


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ある終点

2010年05月23日 11:58

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終点の何気ない一場面。
列車がそれ以上先に行くことのない、車窓の終わりの場所。
ホームに降り立ち、ほっと、息を吸い込む。

[2008/6 宇美駅 JR香椎線739D宇美行終着(キハ47形)]


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折尾駅本屋

2010年05月24日 13:44

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1916年に建てられたという古めかしくも優雅な木造駅舎。
今の時代に現役であることが驚きだが、近々に高架化工事によって取り壊されるという。
惜しむ気持ちと、鉄道がより便利になるためにはやむを得ないとの納得が入り混じる。

[2008/6 JR鹿児島本線折尾駅]


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改札の向こう

2010年05月25日 13:45

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改札口の向こうに列車が見える、そんな風景が好きだ。
今からどこかへと旅立ってゆく列車が、その向こうに見える駅の日常の風景。

[2008/6 折尾駅 JR筑豊本線6450D若松行(キハ47形)]


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