賑やかだった時代は過ぎて(11)

2016年04月10日 20:21

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この駅もまた、夕張からの石炭貨物列車を捌いた拠点駅だった。
機関区も置かれていた構内は、夜にただ広かった。


2011/4 JR石勝線 追分駅


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賑やかだった時代は過ぎて(10)

2016年04月09日 20:19

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夕張を走った列車は、夜を走る内に終着駅に着いてしまった。
静かな鉄道の風景に、石炭に沸いた時代の面影を残して。


2011/4 追分駅 JR石勝線2642D追分行終着(キハ40形)


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夕張 雨(16)

2013年04月16日 15:28

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線路のすぐそこには大きな川、湖かもしれない。
人のいる気配を感じない。

[2011/4 川端駅~滝ノ上駅 滝ノ下信号場 JR石勝線2639D夕張行 車窓(キハ40形)]


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夕張 雨(15)

2013年04月15日 15:19

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夕張からの運炭路線だったのが都市間輸送の幹線に組み込まれて、多くの列車は駅を横目に通過してゆくばかり。
大きな施設の、無人駅。

[2011/4 川端駅 JR石勝線2639D夕張行 車窓(キハ40形)]


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夕張 雨(14)

2013年04月14日 15:13

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ずっと向こうまで続く平原を眺めて。

[2011/4 東追分駅~川端駅 JR石勝線2639D夕張行 車窓(キハ40形)]


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夕張 雨(13)

2013年04月13日 15:04

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この駅から多くのものが消えていった跡が、そのままぽっかり空いている。
蒸気機関車、石炭、貨車、機関区、昔ながらの人手がかかる鉄道の多く。

[2011/4 追分駅 JR石勝線2639D夕張行 車窓]


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夕張 雨(12)

2013年04月12日 15:00

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窓ガラスの向こうの景色が、泣いている。
雨模様。

[2011/4 南千歳駅~追分駅 JR石勝線2639D夕張行 車窓(キハ40形)]


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夕張 雨(11)

2013年04月11日 14:57

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スノーシェルターで覆われた信号場の末端。
ここからトンネルの本線をひた走る。

[2011/4 南千歳駅~追分駅 西早来信号場 JR石勝線2639D夕張行 車窓(キハ40形)]


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夕張 雨(10)

2013年04月10日 14:56

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窓を開けると、エンジンの音が響いてくる。
冷たく湿った森の空気、長い長い、行き違いの線路。

[2011/4 南千歳駅~追分駅 西早来信号場 JR石勝線2639D夕張行 車窓(キハ40形)]


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夕張 雨(9)

2013年04月09日 14:51

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一駅の間に信号場が2箇所ある。
駅と同じような看板が、その誰にも知られることのない施設の名を見せている。

[2011/4 南千歳駅~追分駅 西早来信号場 JR石勝線2639D夕張行 車窓]


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夕張 雨(8)

2013年04月08日 14:41

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何もない景色の中で、列車が停まった。
行き違いの特急列車、猛スピードで走り抜けてゆく。

[2011/4 南千歳駅~追分駅 駒里信号場 JR石勝線2639D夕張行 車窓(キハ40形)・4008D特急スーパーおおぞら8号札幌行(キハ283系)]


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夕張 雨(7)

2013年04月07日 14:37

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ただ広い景色を真っ直ぐに貫く。
高速で列車が走ることが当たり前に見える、しっかりとした線路。

[2011/4 南千歳駅~追分駅 JR石勝線2639D夕張行 車窓(キハ40形)]


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夕張 雨(6)

2013年04月06日 14:14

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風が止んだ瞬間、排気口からゆらゆらと立ち上る、熱を帯びた排煙。
この車両が、確かに生きていると、実感する。

[2011/4 千歳駅 JR石勝線(JR千歳線)2639D夕張行(キハ40形)]


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夕張 雨(5)

2013年04月05日 14:14

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少し錆びて、毎日列車と共に旅をしている。
サボは、さり気なく旅の行先を見せている。

[2011/4 千歳駅 JR石勝線(JR千歳線)2639D夕張行(キハ40形)]


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夕張 雨(4)

2013年04月04日 14:10

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飾り気はない。
濃紺のシートに、国鉄時代の面影を見る。

[2011/4 千歳駅 JR石勝線(JR千歳線)2639D夕張行 車内(キハ40形)]


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夕張 雨(3)

2013年04月03日 14:08

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都市の鉄道の印象そのままの高架駅に、ディーゼルカーが停まっている。
雨に濡れた線路は、光に包まれている。

[2011/4 千歳駅 JR石勝線(JR千歳線)2639D夕張行(キハ40形)]


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夕張 雨(2)

2013年04月02日 14:07

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これから先の旅路を共にする気動車は、1両きり。
北海道に似合う爽やかなカラーが、僕は好きだ。

[2011/4 千歳駅 JR石勝線(JR千歳線)2639D夕張行(キハ40形)]


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日高本線へ(4)

2012年01月04日 09:34

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激しく降り続く雪。
釧路まで4時間、350Kmを走破する特急列車は、真白になったホームを発車してゆく。力強いエンジン音を響かせて。

[2011/1 南千歳駅 JR石勝線4003D特急スーパーおおぞら3号釧路行(キハ283系)]


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