勢いをつけて(18)

2016年12月16日 03:45

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はらはらと小雪が舞っては止む。
降りた数人の乗客は、足早に改札に向かった。
東京を巡り旅立って、冬に冬らしい土地を歩きに。


2003/12 JR信越本線 長岡駅


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勢いをつけて(17)

2016年12月16日 03:43

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ホームに降りると、顔が痛くなる程に寒い。
国鉄時代から変わっていない番線表示、愛すべき夜行列車の後姿、悴んだ手でカメラを向けた。


2003/12 長岡駅 JR信越本線3763M快速ムーンライトえちご新潟行(485系)


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冷たくなった潮風に吹かれて(14)

2016年11月07日 07:50

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風の冷たさに、季節の深まりを感じている。
列車が去れば、また、波打つ音だけ。


2005/11 JR信越本線 青海川駅


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冷たくなった潮風に吹かれて(13)

2016年11月07日 07:47

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今度は、青い機関車。
風を巻き起こして、ますますスピードを上げてゆく。


2005/11 青海川駅 JR信越本線上り貨物列車(EF64型)


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冷たくなった潮風に吹かれて(12)

2016年11月06日 07:45

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秋が深まってゆく。
この駅に過ごす時間は、モノトーンの印象、そして風の音、波の音。


2005/11 JR信越本線 青海川駅


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冷たくなった潮風に吹かれて(11)

2016年11月06日 07:44

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4灯のヘッドライトを輝かせて、列車は、灰色の空と海を走り抜ける。
ここにはまだ、“国鉄”がそのまま。


2005/11 青海川駅 JR信越本線3371M快速くびき野1号新潟行(485系)


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冷たくなった潮風に吹かれて(10)

2016年11月05日 07:42

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駅のすぐ裏には高台への崖が迫る。
この小さな小屋は、いつからここにあるのだろう。


2005/11 JR信越本線 青海川駅


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冷たくなった潮風に吹かれて(9)

2016年11月05日 07:35

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地面に音を響かせるようにして走る。
機関車の力強さは、見る者を魅了する。


2005/11 青海川駅 JR信越本線下り貨物列車(EF81型)


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冷たくなった潮風に吹かれて(8)

2016年11月04日 07:33

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駅にいるのは、ただ、僕一人だけ。
風が冷たくなってきたと、季節を感じながら。


2005/11 青海川駅 JR信越本線1324M直江津行(115系)


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冷たくなった潮風に吹かれて(7)

2016年11月04日 07:33

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ゆっくりと駅に入ってきた列車は、いつも通りの決まった場所に停まる。
海を望む、この駅で。


2005/11 青海川駅 JR信越本線1324M直江津行(115系)


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冷たくなった潮風に吹かれて(6)

2016年11月03日 07:33

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重たく覆い被さってくるような、空の色。
この駅が冬に包まれても、今日と変わらない毎日が続くのだろう。


2005/11 青海川駅 JR信越本線1324M直江津行(115系)


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冷たくなった潮風に吹かれて(5)

2016年11月03日 07:25

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物悲しく、心を揺さぶる駅の風景。
この駅を訪ねる度に、胸の奥の方が熱くなる。


2005/11 JR信越本線 青海川駅


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冷たくなった潮風に吹かれて(4)

2016年11月02日 07:09

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一層冷たい色になって、間もなく始まる冬を感じさせる。
列車は、そんな海を象徴するかのようなカラー。


2005/11 青海川駅~鯨波駅 JR信越本線1325M長岡行(115系)


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冷たくなった潮風に吹かれて(3)

2016年11月02日 07:05

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モーターの音も高らかに、スピードを出して走っていった。
そしてまた、風の音が僕の全てになる。


2005/11 鯨波駅~青海川駅 JR信越本線1322M二本木行(115系)


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冷たくなった潮風に吹かれて(2)

2016年11月01日 07:05

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風が音を立てて、絶え間なく吹いている。
切り裂くようにして、一瞬で走り去った列車。


2005/11 鯨波駅~青海川駅 JR信越本線1322M二本木行(115系)


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冷たくなった潮風に吹かれて(1)

2016年11月01日 06:55

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あと少しで、吹き渡る潮風のように、列車がやって来る。
秋に冷え込んだ朝、そのときをじっと待っている。


2005/11 JR信越本線 鯨波駅~青海川駅


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この先に列車は走らない(12)

2016年05月25日 21:25

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碓氷峠の往来を支えてきた線路の跡に、過去の記憶だけが展示されている。
そこへと続く線路は、今は駐車場。もう、夢さえない。


2008/5 JR信越本線 横川駅


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この先に列車は走らない(11)

2016年05月25日 21:23

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新幹線が他の場所を通り抜け、信越本線の線路はこの駅で切られた。
頑丈な車止めは、過去の記憶をも途切れさせる。


2008/5 JR信越本線 横川駅


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この先に列車は走らない(10)

2016年05月24日 21:19

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雨が降っていたようだ。
いつものあの人を、いつ来るとも分からない旅人を、駅は今日も待っている。


2008/5 JR信越本線 横川駅


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この先に列車は走らない(9)

2016年05月24日 21:14

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列車は、もうこの先へは走らない。
カメラを向けながら、寂しさが僕の心を埋め尽くす。


2008/5 横川駅 JR信越本線159M横川行終着(107系)


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この先に列車は走らない(8)

2016年05月23日 21:12

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山の麓の空気。
春から少しだけ季節を遡って、開け放たれた車内が冷やされてゆく。


2008/5 横川駅 JR信越本線159M横川行終着(107系)


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この先に列車は走らない(7)

2016年05月23日 21:12

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普通列車だけが、時折やって来ては折り返してゆく。
数人が改札口に向かうと、ホームにはもう誰もいない。


2008/5 横川駅 JR信越本線159M横川行終着(107系)


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この先に列車は走らない(6)

2016年05月22日 21:11

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今はここが終着駅。
信越本線の名は、細切れに分断されたまま。


2008/5 横川駅 JR信越本線159M横川行終着(107系)


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この先に列車は走らない(5)

2016年05月22日 21:03

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優等列車が忙しなく発着し、機関車が碓氷峠に挑んでいた時代。
駅弁の立ち売りが、ホームを活気付けていた時代。


2008/5 JR信越本線 横川駅


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この先に列車は走らない(4)

2016年05月21日 21:00

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無の象徴のような、真っ暗な空。
ホームの灯が柔らかく線路を照らす。


2008/5 JR信越本線 横川駅


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