15年の時(15)

2015年02月08日 10:45

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数日前の酒田駅で、ホームで寒そうにしている僕を見て、運転手氏がまだ改札も始まっていない列車のドアを開けてくれた。
思い出の詰まった羽越本線。
ところどころ単線となって、日本海の絶景を車窓に映して走る。


1999/2 JR羽越本線824D村上行 車窓(キハ47形)


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15年の時(14)

2015年02月07日 10:33

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駅員氏が一人。
重い荷物を預かってもらえないかお願いすると快諾してくださり、何種類ものガイドマップを出してくれた。
駅に戻り、暖かなストーブに当たって列車を待つ。
10年後、この駅を再訪し、無人駅になっていたことを見知った。
それは、僕にとっては虚無感とも言える感覚だった。


1999/2 鼠ヶ関駅 JR羽越本線824D村上行(キハ47形)


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15年の時(13)

2015年02月07日 07:42

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凍てついたホームに、雪が降り続ける。


1999/2 鶴岡駅 JR羽越本線822D村上行(キハ47形)


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15年の時(12)

2015年02月06日 13:00

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酒田は鉄道の要衝。
爽やかな色を纏った往年の特急列車と、東京の通勤路線のようなデザインの普通列車が行き交う。


1999/2 酒田駅 JR羽越本線下り列車(701系)・上り特急列車(485系)


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春から冬へ(1)

2014年03月17日 07:10

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春から冬への旅をしたくて、米坂線を目指す。
始発の坂町で出会った特急列車は、氷の冷たさを連想させる色合い。


2009/3 坂町駅 JR羽越本線2002M特急いなほ2号新潟行(485系)


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闇から青へ(16)

2013年03月31日 06:44

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時と共に車両も変わってゆく。
古ぼけた気動車が走る電化区間、いつの間にか綺麗な車両になっていた。
この列車に乗る頃には、空は透き通った水色に。

[2009/3 新発田駅 JR羽越本線823D酒田行(キハ110形)]


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闇から青へ(14)

2013年03月29日 05:30

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早朝の駅は、まだ静まり返っている。
胎動のように、列車が少しずつ動き始めている。

[2009/3 JR羽越本線新発田駅]


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闇から青へ(13)

2013年03月28日 05:24

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今も残る、赤谷線という文字。
昭和59年に廃止されて四半世紀の時が経ち、それでも残るその名。

[2009/3 JR羽越本線新発田駅]


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闇から青へ(12)

2013年03月27日 05:21

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エンジン音が響いている。
また雪が降り出しそうな空、やがて列車は発車する。

[2009/3 新発田駅 JR羽越本線120D新津行(キハ47形)]


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闇から青へ(11)

2013年03月26日 05:20

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青が光を帯びてゆく。
普通列車は、羽越本線の朝を走り抜ける。

[2009/3 新発田駅 JR羽越本線120D新津行(キハ47形)]


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闇から青へ(10)

2013年03月25日 05:19

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春、冬。
雪の残るホーム、全てが青に染まる。

[2009/3 JR羽越本線新発田駅]


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闇から青へ(9)

2013年03月24日 05:17

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夜明け、空が深い青に透き通る。
夜行列車に揺られてきた身体は、少しけだるく、雲を眺めている。

[2009/3 新発田駅 JR羽越本線3921M快速村上行(E127系)]


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旧い気動車を(9)

2011年08月29日 07:00

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以前は坂町機関区が置かれていた。
昭和13年に建設された扇形機関庫の一部と、昭和6年製の転車台が残っている。
冬の風雪に晒されて、時間と共に朽ちてゆく。

[2007/8 JR羽越本線坂町駅]


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旧い気動車を(8)

2011年08月28日 06:32

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特急も停車するこの駅は、山形県への山間を走る、米坂線の分岐点でもある。
週末の早朝、まだ人影は少ない。

[2007/8 JR羽越本線坂町駅]


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旧い気動車を(7)

2011年08月27日 06:01

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そして朝は、輝き始める。
夏の光に満ちた世界を予感させる、眩しい、白の雲。
また、列車が新潟へと走ってゆく。

[2007/8 坂町駅 JR羽越本線3922M快速内野行(115系)]


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旧い気動車を(6)

2011年08月26日 05:40

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朝が動き始めている。
新潟に向かう上り列車は、この後、少しずつ乗客を拾っていくのだろう。

[2007/8 坂町駅 JR羽越本線920M新潟行(115系)]


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旧い気動車を(5)

2011年08月25日 05:39

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まだ空は薄い。
真夏になりきらない早朝の晴れ、列車は猛スピードで終点を目指す。
僕は、今日はここでこの列車ともお別れ。

[2007/8 坂町駅 JR羽越本線3921M快速村上行(E127系)]


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雪へ(16)

2011年01月16日 07:50

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車窓に広がる雪原、覆い被さるような厚い雲。
列車はレールのジョイント音を響かせながら、北へと向かっている。

[2004/1 鶴岡駅~藤島駅 JR羽越本線821D酒田行 車窓]


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雪へ(15)

2011年01月15日 06:39

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列車は日本海沿いを走る。
トンネルを抜け、海に迫り、カーブに車輪を軋ませて、その車窓をじっと見続けてしまう。

[2004/1 越後寒川駅~勝木駅 JR羽越本線821D酒田行 車窓]


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雪へ(14)

2011年01月14日 06:36

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暗闇が少しだけ光を伴い始める、冬の朝。
車窓に見えてきたのは、曇った空と、遥か広がる日本海だった。

[2004/1 越後寒川駅付近 JR羽越本線821D酒田行 車窓]


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雪へ(13)

2011年01月13日 05:59

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旅を終えた列車と、今から旅立つ列車。
一つのホームに顔を揃える、新世代と旧世代。

[2004/1 村上駅 JR羽越本線821D酒田行(キハ47形)・3921M快速村上行終着(E127系)]


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雪へ(12)

2011年01月12日 05:59

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これから日本海に旅する列車は、テールライトを灯して発車の時間を待っている。
気動車のエンジン音が、旅の気分を高めている。

[2004/1 村上駅 JR羽越本線821D酒田行(キハ47形)]


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雪へ(11)

2011年01月11日 05:56

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凍りついたホームに、ここから先へと向かうディーゼルカーが停まっている。
エンジンの音だけが響いている。

[2004/1 村上駅 JR羽越本線821D酒田行(キハ47形・キハ40形)]


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雪へ(10)

2011年01月10日 05:54

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留置線には、出発に向けて準備を行う列車が、明かりを灯し始めている。

[2004/1 村上駅 JR羽越本線夜間滞泊列車(115系)]


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雪へ(9)

2011年01月09日 05:54

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この快速列車は、冬の暗闇を猛スピードで走り抜く。
終着の村上駅は、ホームに雪の積もる静かな駅。
ホームに降り立ち、乾いた雪を踏みしめたときのキシキシという音。

[2004/1 村上駅 JR羽越本線3921M快速村上行終着(E127系)]


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