大糸線を辿れば(8)

2017年10月22日 15:20

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特急列車もやってくる駅、ホームは長い。
在りし日の記憶を呼び覚ますような旧い気動車、1両だけで。


2001/10 南小谷駅 JR大糸線434D南小谷行終着(キハ52形)


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大糸線を辿れば(7)

2017年10月22日 15:00

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川に山の険しさが迫り、線路は少しの隙間に敷かれている。
古き単行の気動車、自然を前に、小さく見える。


2001/10 中土駅~南小谷駅 JR大糸線434D南小谷行(キハ52形)


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大糸線を辿れば(6)

2017年10月21日 15:00

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南小谷駅を出て北へ、姫川はどこまでも澄んでいた。
大きな岩に腰掛けて待っていた、この古めかしい気動車。


2001/10 中土駅~南小谷駅 JR大糸線434D南小谷行(キハ52形)


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大糸線 一駅の旅(12)

2017年06月30日 08:29

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1両だけの列車は、自然を前にしてあまりにも小さい。
車内でもらった乗車記念のカードを手に、その姿を見送っていた。


2008/6 小滝駅~根知駅 JR大糸線423D糸魚川行(キハ52形)


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大糸線 一駅の旅(11)

2017年06月30日 08:29

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山間の小さな駅に、列車は長くは停まらない。
僕の真横を、エンジン音を響かせて通り過ぎ、次の駅へと向かっていった。


2008/6 小滝駅~根知駅 JR大糸線423D糸魚川行(キハ52形)


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大糸線 一駅の旅(10)

2017年06月29日 08:28

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この駅に降りたのは、僕だけ。
国鉄時代の気動車が、この山の風景に溶け込んでいる。


2008/6 小滝駅 JR大糸線423D糸魚川行(キハ52形)


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大糸線 一駅の旅(9)

2017年06月29日 08:27

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豪雨災害のときに架け替えられた鉄橋だろうか。
見るからに頑強、ゆっくりと古い気動車が渡ってゆく。


2008/6 平岩駅~小滝駅 JR大糸線423D糸魚川行 車窓(キハ52形)


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大糸線 一駅の旅(8)

2017年06月28日 08:27

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山に挟まれて、川の近くにしかなだらかな平地はない。
その車窓に魅せられて、列車に揺られている。


2008/6 平岩駅~小滝駅 JR大糸線423D糸魚川行 車窓(キハ52形)


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大糸線 一駅の旅(7)

2017年06月28日 08:26

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列車は長いロックシェッドを抜けて、空の下に出た。
川向うの道もロックシェッドの中に。


2008/6 平岩駅~小滝駅 JR大糸線423D糸魚川行 車窓(キハ52形)


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大糸線 一駅の旅(6)

2017年06月27日 08:25

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山が迫り、川が迫り、他に方法もなかったのだろう。
強固な鉄骨に守られて、きっと大変な労力をもって敷かれた鉄路をゆく。


2008/6 平岩駅~小滝駅 JR大糸線423D糸魚川行 車窓(キハ52形)


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大糸線 一駅の旅(5)

2017年06月27日 08:25

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列車は、山の懐に飛び込んだ。
川に面した山の裾野を、ロックシェッドに守られて。


2008/6 平岩駅~小滝駅 JR大糸線423D糸魚川行 車窓(キハ52形)


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大糸線 一駅の旅(4)

2017年06月26日 08:19

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このまま進めば、正面に山が迫ってくる。
僅かに緊張しながら、線路の先を見ている。


2008/6 平岩駅~小滝駅 JR大糸線423D糸魚川行 車窓(キハ52形)


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大糸線 一駅の旅(3)

2017年06月26日 08:18

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山を縫うようにして、列車は走る。
姫川はひときわ眩しく輝いて。


2008/6 平岩駅~小滝駅 JR大糸線423D糸魚川行 車窓(キハ52形)


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大糸線 一駅の旅(2)

2017年06月25日 08:16

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山に入ってゆく。
ゆっくりでも、確かな足取りで、陰影のはっきりした世界へ。


2008/6 平岩駅~小滝駅 JR大糸線423D糸魚川行 車窓(キハ52形)


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大糸線 一駅の旅(1)

2017年06月25日 08:15

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1両の古めかしい気動車は、小さな駅を出発した。
唸るエンジン、窓を開ければ負けないくらいに雪解け水の轟音。


2008/6 平岩駅~小滝駅 JR大糸線423D糸魚川行 車窓(キハ52形)


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車窓は春の姫川(14)

2016年06月24日 08:14

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ホームには、誰もいない。
姫川が、また車窓に映るだろう。ゆっくりと列車は動き始めた。


2008/6 平岩駅 JR大糸線423D糸魚川行 車窓(キハ52形)


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車窓は春の姫川(13)

2016年06月24日 08:08

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行く手を遮るように、山が迫る。
車体を震わせるようなエンジンの音、次の駅を目指して。


2008/6 北小谷駅~平岩駅 JR大糸線423D糸魚川行 車窓(キハ52形)


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車窓は春の姫川(12)

2016年06月23日 08:04

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列車を包む、緑と青。
風の音、川の音、車窓の遠くに眺める急峻な山並み。


2008/6 中土駅~北小谷駅 JR大糸線423D糸魚川行 車窓(キハ52形)


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車窓は春の姫川(11)

2016年06月23日 08:02

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雪解け水で冷たいのだろうか。
川に迫り出すようにして、気動車はエンジンを唸らせ力行してゆく。


2008/6 中土駅~北小谷駅 JR大糸線423D糸魚川行 車窓(キハ52形)


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車窓は春の姫川(10)

2016年06月22日 07:59

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柔らかな日差しが、シートを暖めている。
静かな駅、エンジンの音だけ。


2008/6 中土駅 JR大糸線423D糸魚川行 車窓(キハ52形)


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車窓は春の姫川(9)

2016年06月22日 07:57

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自然と折り合いをつけながら、鉄路は続いてゆく。
姫川の強い流れに寄り添って、落石や雪崩から身を守りながら。


2008/6 南小谷駅~中土駅 JR大糸線423D糸魚川行 車窓(キハ52形)


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車窓は春の姫川(8)

2016年06月21日 07:54

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定刻に走り始めた単行列車。
車窓に広がるのは、重なり合う山並みと、姫川の複雑な川の表情。


2008/6 南小谷駅~中土駅 JR大糸線423D糸魚川行 車窓(キハ52形)


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車窓は春の姫川(7)

2016年06月21日 07:51

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継ぎ接ぎされた床、灰皿の跡。
険しい山の鉄路を走る気動車は、時の流れを越えた存在。


2008/6 南小谷駅 JR大糸線423D糸魚川行 車内(キハ52形)


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車窓は春の姫川(6)

2016年06月20日 07:50

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昔ながらの気動車のカラーは、駅にも空にも似合っていた。
テールライトを灯し、まるで黙して語らない姿のよう。


2008/6 南小谷駅 JR大糸線423D糸魚川行(キハ52形)


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車窓は春の姫川(5)

2016年06月20日 07:49

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夜に見た列車は、もう旅立ったようだ。
古めかしい気動車がただ1両、エンジン音を奏でて停まっている。


2008/6 南小谷駅 JR大糸線423D糸魚川行(キハ52形)


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