車窓は春の姫川(14)

2016年06月24日 08:14

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ホームには、誰もいない。
姫川が、また車窓に映るだろう。ゆっくりと列車は動き始めた。


2008/6 平岩駅 JR大糸線423D糸魚川行 車窓(キハ52形)


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車窓は春の姫川(13)

2016年06月24日 08:08

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行く手を遮るように、山が迫る。
車体を震わせるようなエンジンの音、次の駅を目指して。


2008/6 北小谷駅~平岩駅 JR大糸線423D糸魚川行 車窓(キハ52形)


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車窓は春の姫川(12)

2016年06月23日 08:04

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列車を包む、緑と青。
風の音、川の音、車窓の遠くに眺める急峻な山並み。


2008/6 中土駅~北小谷駅 JR大糸線423D糸魚川行 車窓(キハ52形)


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車窓は春の姫川(11)

2016年06月23日 08:02

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雪解け水で冷たいのだろうか。
川に迫り出すようにして、気動車はエンジンを唸らせ力行してゆく。


2008/6 中土駅~北小谷駅 JR大糸線423D糸魚川行 車窓(キハ52形)


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車窓は春の姫川(10)

2016年06月22日 07:59

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柔らかな日差しが、シートを暖めている。
静かな駅、エンジンの音だけ。


2008/6 中土駅 JR大糸線423D糸魚川行 車窓(キハ52形)


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車窓は春の姫川(9)

2016年06月22日 07:57

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自然と折り合いをつけながら、鉄路は続いてゆく。
姫川の強い流れに寄り添って、落石や雪崩から身を守りながら。


2008/6 南小谷駅~中土駅 JR大糸線423D糸魚川行 車窓(キハ52形)


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車窓は春の姫川(8)

2016年06月21日 07:54

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定刻に走り始めた単行列車。
車窓に広がるのは、重なり合う山並みと、姫川の複雑な川の表情。


2008/6 南小谷駅~中土駅 JR大糸線423D糸魚川行 車窓(キハ52形)


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車窓は春の姫川(7)

2016年06月21日 07:51

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継ぎ接ぎされた床、灰皿の跡。
険しい山の鉄路を走る気動車は、時の流れを越えた存在。


2008/6 南小谷駅 JR大糸線423D糸魚川行 車内(キハ52形)


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車窓は春の姫川(6)

2016年06月20日 07:50

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昔ながらの気動車のカラーは、駅にも空にも似合っていた。
テールライトを灯し、まるで黙して語らない姿のよう。


2008/6 南小谷駅 JR大糸線423D糸魚川行(キハ52形)


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車窓は春の姫川(5)

2016年06月20日 07:49

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夜に見た列車は、もう旅立ったようだ。
古めかしい気動車がただ1両、エンジン音を奏でて停まっている。


2008/6 南小谷駅 JR大糸線423D糸魚川行(キハ52形)


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車窓は春の姫川(4)

2016年06月19日 07:47

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夜が明ければ、駅には人が集い始める。
誰かがやって来て、タクシーも停まっている、そんな日常を見て、ほっと心が安らぐ。


2008/6 南小谷駅 JR大糸線423D糸魚川行(キハ52形)


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車窓は春の姫川(3)

2016年06月19日 07:47

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朝、姫川の流れの音が駅に響き渡っている。
清々しい空気を深呼吸して、ここを旅立つ列車を眺めていた。


2008/6 南小谷駅 JR大糸線423D糸魚川行(キハ52形)


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古豪走る(13)

2015年10月07日 13:25

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急峻な山の鉄路を走ることのできる強力な気動車として重宝された。
古強者、そんな言葉が浮かんで、また眺める。


2006/10 糸魚川駅 JR大糸線429D糸魚川行終着(キハ52形)


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古豪走る(12)

2015年10月06日 13:23

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乗客を乗せて走り続けてきた、山道の古豪の休息。


2006/10 糸魚川駅 JR大糸線滞泊列車(キハ52形)


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古豪走る(11)

2015年10月06日 13:02

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また、雨が降り始めた。
小さな途中駅の落ち着きが、僕の心を穏やかにしてくれる。


2006/10 根知駅 JR大糸線429D糸魚川行 車窓


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古豪走る(10)

2015年10月05日 12:54

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トイレの撤去された跡に、その小さな小窓が残っていた。
小さな絵のように、車窓を映して。


2006/10 小滝駅~根知駅 JR大糸線429D糸魚川行 車窓(キハ52形)


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古豪走る(9)

2015年10月05日 12:52

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鉄橋の隙間から、姫川の流れが覗いている。
川を渡れば、小滝駅に着く。


2006/10 平岩駅~小滝駅 JR大糸線429D糸魚川行 車窓(キハ52形)


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古豪走る(8)

2015年10月04日 12:51

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モスグリーンに塗られた運転台。
40年間変わらず、そこには前を凝視する運転士氏の姿があった。


2006/10 平岩駅~小滝駅 JR大糸線429D糸魚川行 車窓(キハ52形)


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古豪走る(7)

2015年10月04日 12:45

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一歩ずつ、また一歩ずつ。
向こうの谷に少し近付いた。
鈍行列車に乗っていると、まるで仕事の毎日の積み重ねを感じるのは大袈裟だろうか。


2006/10 平岩駅~小滝駅 JR大糸線429D糸魚川行 車窓


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古豪走る(6)

2015年10月03日 12:45

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車窓に映る川の景色、そして列車が向かう山の大きさ。
古いディーゼルカーはエンジンを響かせて走っている。


2006/10 平岩駅~小滝駅 JR大糸線429D糸魚川行 車窓


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古豪走る(5)

2015年10月03日 12:20

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姫川の流れが強い。
雨が降って、茶色に濁った暴れ川。


2006/10 南小谷駅~中土駅 JR大糸線429D糸魚川行 車窓


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古豪走る(4)

2015年10月02日 12:15

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発車の時刻が近付いてきた。
ガラガラと音を立てるエンジン。
今から、鉄道の旅が始まる。


2006/10 南小谷駅 JR大糸線429D糸魚川行(キハ52形)


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古豪走る(3)

2015年10月02日 12:15

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40年間走り続けた車体は、国鉄時代を懐かしむように、朱色を纏う。
均整のとれた窓の並び、ガラスの向こうの緑。


2006/10 南小谷駅 JR大糸線429D糸魚川行(キハ52形)


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古豪走る(2)

2015年10月01日 12:14

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日本国有鉄道、新潟鉄工所、昭和。
その全てが失われて久しい。


2006/10 南小谷駅 JR大糸線429D糸魚川行(キハ52形)


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古豪走る(1)

2015年10月01日 12:14

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駅にいたのは、時の流れをもはや忘れてしまいそうな、古い気動車。
その飾り気のないデザイン。


2006/10 南小谷駅 JR大糸線429D糸魚川行(キハ52形)


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