時を超える(25)

2015年04月25日 18:22

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時を自由自在に行き来する鉄道。
古めかしい機関車も、接したどの車両も、走り続けた昭和の歴史を浮かび上がらせているのを感じ取り、この駅を発つ。


2009/4 新金谷駅 大井川鐵道大井川本線滞泊列車(E10形)


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時を超える(24)

2015年04月25日 18:20

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夕暮れ迫る駅に、この列車は帰って来た。
今になって、なぜこのとき、隣の金谷駅まで乗らなかったのだろうと悔やんでいる。
あと1駅、今でも僕は、この路線を再訪する機会を持てないでいるから。


2009/4 新金谷駅 大井川鐵道大井川本線金谷行(16000系)・滞泊列車(E10形)


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時を超える(23)

2015年04月24日 17:25

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誰かが降りてゆく駅もあれば、乗ってくる駅もある。
誰一人姿を見かけない駅も車窓に過ぎてゆく。


2009/4 駿河徳山駅~田野口駅 大井川鐵道大井川本線金谷行 車窓


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時を超える(22)

2015年04月24日 17:25

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何の変哲もない1本の樹であっても、列車の窓を通じて見ると、物語の内包を感じるときがある。


2009/4 駿河徳山駅~田野口駅 大井川鐵道大井川本線金谷行 車窓


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時を超える(21)

2015年04月23日 17:13

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陽が山の向こうに落ちてゆく。
今日の鉄道の旅の終着駅に向けて。


2009/4 千頭駅~崎平駅 大井川鐵道大井川本線金谷行 車窓


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時を超える(20)

2015年04月23日 17:08

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広々とした構内に、2両編成の列車が停まっている。
どこか所在なさげ、昭和6年開業の駅で。


2009/4 千頭駅 大井川鐵道大井川本線金谷行(16000系)


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時を超える(19)

2015年04月22日 16:58

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明治40年に製造され、最初に設置された場所は分からないと言う。
国鉄赤谷線の東赤谷駅へは昭和16年に、そして昭和55年からはここに在る。
日本の鉄道の歴史を知り尽くした、英国製の転車台。


2009/4 大井川鐵道大井川本線 千頭駅


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時を超える(18)

2015年04月22日 16:54

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40Km弱を1時間と少しをかけて走ってきた。
金谷へ折り返してゆく列車は、静かに乗客を待っている。


2009/4 千頭駅 大井川鐵道大井川本線金谷行(16000系)


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時を超える(17)

2015年04月21日 16:48

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もう間もなく、終点に着く。
最後まで列車は、大井川に寄り添って。


2009/4 崎平駅~千頭駅 大井川鐵道大井川本線千頭行 車窓


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時を超える(16)

2015年04月21日 16:22

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大井川の流れは、あまりにもか細かった。
山並みがモノトーンに沈み込み、川面は夕暮れ時の光に輝いている。


2009/4 地名駅~塩郷駅 大井川鐵道大井川本線千頭行 車窓


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時を超える(15)

2015年04月20日 16:14

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鉄橋を渡る列車、影も共に旅している。
陽が傾き始めた。


2009/4 抜里駅~川根温泉笹間渡駅 大井川鐵道大井川本線千頭行 車窓


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時を超える(14)

2015年04月20日 16:07

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タイ国鉄時代の塗装となった、昭和11年製造の蒸気機関車。
過去の戦時の記憶が、今に連なる。


2009/4 家山駅 大井川鐵道大井川本線千頭行 車窓・急行かわね路金谷行(C56形)


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時を超える(13)

2015年04月19日 16:00

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この場所を歩いてみたい。
どこまでも続く川原の広さを、体中で感じ取ってみたい。


2009/4 福用駅~大和田駅 大井川鐵道大井川本線千頭行 車窓


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時を超える(12)

2015年04月19日 15:58

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車窓に山が迫った来た。
茶畑の緑の美しさ、春の夕暮れ手前の儚さ。


2009/4 福用駅~大和田駅 大井川鐵道大井川本線千頭行 車窓


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時を超える(11)

2015年04月18日 15:57

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蒸気機関車は観光列車を牽く一方で、日常生活を支える定期列車であるようにも見える。
昭和15年からの黒光。


2009/4 福用駅 大井川鐵道大井川本線千頭行 車窓・急行かわね路金谷行(C11形)


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時を超える(10)

2015年04月18日 15:53

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時の流れそのものが、ここにしかない緩やかさ。
この列車は、時間を味わうという感覚。


2009/4 神尾駅~福用駅 大井川鐵道大井川本線千頭行 車窓


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時を超える(9)

2015年04月17日 15:51

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乗り降りする人はいない。
駅の近くには、ただ川が流れているだけ。


2009/4 神尾駅 大井川鐵道大井川本線千頭行 車窓


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時を超える(8)

2015年04月17日 15:50

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大手私鉄の幹線を走り続けた特急列車、この大きな景色を見ながら余生を送るとは思ってもみなかったことだろう。


2009/4 五和駅~神尾駅 大井川鐵道大井川本線千頭行 車窓


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時を超える(7)

2015年04月16日 15:49

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大きな川原は、かつての豊かな水量を忍ばせる。
失われた大河の流れ、ダム開発の歴史。


2009/4 五和駅~神尾駅 大井川鐵道大井川本線千頭行 車窓


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時を超える(6)

2015年04月16日 15:48

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大井川が車窓に見えてきた。
列車は走り、影が新緑の濃淡を際立たせている。


2009/4 五和駅~神尾駅 大井川鐵道大井川本線千頭行 車窓


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時を超える(5)

2015年04月15日 15:47

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列車は、ゆっくりと走り出し、ゆらゆらと揺れながら次の駅を目指す。
旅の実感が湧いてくる、不思議な移動の感覚。


2009/4 五和駅~神尾駅 大井川鐵道大井川本線千頭行 車窓


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時を超える(4)

2015年04月15日 15:45

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ほんの少しの出会い。
いまだ乗ったことのない南海電車、車窓に見るその昭和33年の姿。


2009/4 五和駅 大井川鐵道大井川本線千頭行 車窓・金谷行(21001系)


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時を超える(3)

2015年04月14日 15:37

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大井川本線をエスコートしてくれるのは、暖かな内装の列車。
大きな窓から、春の傾き始めた陽射しが旅人を綻ばせる。


2009/4 新金谷駅 大井川鐵道大井川本線千頭行 車内(16000系)


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時を超える(2)

2015年04月14日 15:35

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昭和24年から大井川鐡道を走る機関車の、燻し銀。
昭和40年から近畿日本鉄道を走った特急列車の、華麗。


2009/4 新金谷駅 大井川鐵道大井川本線千頭行(16000系)・滞泊列車(E10形)


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時を超える(1)

2015年04月13日 15:34

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新金谷駅に着き、一目見て、その時代を超えた鉄道の姿に心が震えた。


2009/4 新金谷駅 大井川鐵道大井川本線千頭行(16000系)・滞泊列車(421系・E10形)


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