機関庫のあった駅から(21)

2017年12月31日 12:55

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エンジンから微かに立ち上る熱気。
過去が消えた駅を発ち、僕は、未来への列車に乗って旅している。


2014/12 志和口駅 JR芸備線4865D狩留家行(キハ40形)


1年の終わりに、旅を振り返る静かな時間。
本年もお世話になりました。
よいお年をお迎えください。


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機関庫のあった駅から(20)

2017年12月31日 12:53

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国鉄時代からの、朱色一色。
空の青に、木々の緑に、駅の風情に合う、溶け込んでゆく。


2014/12 志和口駅 JR芸備線4865D狩留家行(キハ40形)


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機関庫のあった駅から(19)

2017年12月31日 12:51

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行き違う列車を待って、この駅に停まっている。
ホームに降りると、思っていたよりも冷たい空気が僕を包み込んだ。


2014/12 志和口駅 JR芸備線4865D狩留家行(キハ40形)


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機関庫のあった駅から(18)

2017年12月30日 12:45

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何度も増築されたのか、屋根はでこぼこに。
その時代を忘れてしまったかのように、静かな無人駅に。


2014/12 井原市駅 JR芸備線4865D狩留家行 車窓


書評・・・・・
ある時代に繁栄を誇った路線も、その後の時代に廃れていくこともある。
過去の栄光の幻影に計画された路線は、完成する前に既に忘れられた存在になった。
時代を越えて重要視された路線は、敷設の時と同じような財と労を注ぎ込んで改良された。
鉄道は歴史の積み重なり、社会と共にある存在だと、改めて実感した。
『鉄道廃線跡の旅』(角川文庫2003年初版) ☆☆☆☆・


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機関庫のあった駅から(17)

2017年12月30日 12:33

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車内には、穏やかな時の流れ。
窓から差し込む、午後の陽の柔らかさ。


2014/12 吉田口駅~向原駅 JR芸備線4865D狩留家行 車内(キハ40形)


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機関庫のあった駅から(16)

2017年12月30日 12:26

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少し前までいた町へ、あの列車は走ってゆく。
僕は、離れてゆく列車から、眺めて。


2014/12 甲立駅 JR芸備線4865D狩留家行 車窓・1858D三次行(キハ40形)


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機関庫のあった駅から(15)

2017年12月29日 12:22

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まだ新しいトンネル、ここだけ整ったスラブ軌道。
列車は速度を上げて、出口を目指す。


2014/12 上川立駅~甲立駅 JR芸備線4865D狩留家行 車窓


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機関庫のあった駅から(14)

2017年12月29日 12:19

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ホームの片側、線路が剥がされてしまったのだろう。
分岐を思い出させる、緩やかなカーブ。


2014/12 上川立駅 JR芸備線4865D狩留家行 車窓(キハ40形)


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機関庫のあった駅から(13)

2017年12月29日 12:08

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磨かれたレール、錆びついたレール。
この駅に貨車が集まっていた頃、多くの線路が光っていたのだろう。


2014/12 西三次駅 JR芸備線4865D狩留家行 車窓(キハ40形)


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機関庫のあった駅から(12)

2017年12月28日 12:05

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去りゆく線路を、列車の後ろから眺めて。
山陰への細き路、三江線と別れてゆく。


2014/12 三次駅~西三次駅 JR芸備線4865D狩留家行 車窓(キハ40形)


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機関庫のあった駅から(11)

2017年12月28日 12:04

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ドアが閉まる。
エンジンが唸りを上げ、列車は走り出した。
この駅との別れのとき。


2014/12 三次駅 JR芸備線4865D狩留家行 車窓(キハ40形)


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機関庫のあった駅から(10)

2017年12月28日 11:59

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この駅を離れる時が近付いてきた。
ホームに停まっていたのは、単行の列車。


2014/12 三次駅 JR芸備線4865D狩留家行(キハ40形)


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機関庫のあった駅から(9)

2017年12月27日 11:57

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駅舎の建て替えが進められていた。
時の経過は、鉄道の風景を少しずつ変えてゆく。


2014/12 JR芸備線 三次駅


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機関庫のあった駅から(7)

2017年12月27日 11:47

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蒸気機関車は、日々この転車台に乗ったことだろう。
その時代は過ぎ、朽ちて、他の土地へと移されていった。


2014/12 JR芸備線 三次駅


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機関庫のあった駅から(8)

2017年12月27日 11:47

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この気動車は、機関庫があった時代を見ているのだろうか。
蒸気機関車と、出会っているのだろうか。


2014/12 三次駅 JR芸備線滞泊列車(キハ47形)


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機関庫のあった駅から(6)

2017年12月26日 11:46

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ここには、山陽と山陰が顔を出す。
全通したときからの閑散ローカル線、三江線を走ってきた単行列車。


2014/12 三次駅 JR三江線滞泊列車(キハ120形)


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機関庫のあった駅から(5)

2017年12月26日 11:45

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ここに、機関車はもういない。
広島から来た気動車が、ひとときを休んでいる。


2014/12 三次駅 JR芸備線滞泊列車(キハ47形)


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機関庫のあった駅から(4)

2017年12月26日 11:42

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ここには、昔、機関庫があった。
山を走る列車を牽く機関車を、支えていた。


2014/12 三次駅 JR芸備線滞泊列車(キハ47形)・JR三江線滞泊列車(キハ120形)


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機関庫のあった駅から(3)

2017年12月25日 11:34

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乗務員扉はなく、乗降扉はバス用そのもの。
鉄道車両にバスが混ざり込む、レールバス。


2014/12 三次駅 JR芸備線滞泊列車(キハ120形)


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機関庫のあった駅から(2)

2017年12月25日 11:32

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広島へは19往復、備中神代へは5往復。
今この時間も走っている仲間は、どこに。


2014/12 三次駅 JR芸備線滞泊列車(キハ120形)


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機関庫のあった駅から(1)

2017年12月25日 11:31

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山間を走るのは、どれも小さな車両ばかり。
駅の片隅から走り出すのは、いつなのだろう。


2014/12 三次駅 JR芸備線滞泊列車(キハ120形)


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市振駅あの頃(21)

2017年12月07日 13:29

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この駅は、いつまでもそのままあり続けるのだと思っていた。
特急列車は走らなくなり、聞き慣れない鉄道会社の境界駅になるなんて。


2009/12 市振駅 JR北陸本線6013M特急はくたか13号越後湯沢行(681系)


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市振駅あの頃(19)

2017年12月07日 13:22

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普通列車から降りたのは、2人。
この駅に、毎日繰り返される生活の場面。


2009/12 市振駅 JR北陸本線552M富山行(475系)


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市振駅あの頃(20)

2017年12月07日 13:22

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この路線を走り続けて、何十年が経ったのだろう。
日本海が似合う、暖かな車内からそれを眺めていたい。


2009/12 市振駅 JR北陸本線552M富山行(475系)


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市振駅あの頃(18)

2017年12月06日 13:17

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列車は一瞬で見えなくなり、駅には、海と風の音だけ。


2009/12 JR北陸本線 市振駅


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